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ブログ - 右も左もわからないおバカッチョ!  閑徹

右も左もわからないおバカッチョ!  閑徹

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
横浜座禅会 2018/10/21 21:25
実は、小生、今でも右と左がすぐには判断できないのです。
『上』には堂々と大空、『下』にはどっしりと大地、とはっきりとわかるのですが、『右』、『左』については脳みそで映像化してから判断しています。人は即座に判断するのに比較して、小生、0.5~1秒程度遅れてから理解しています。
その時、脳みそは、小学1年生の時の教壇での先生の映像と言葉が浮かんできます。『みなさん!ハイ、こちらが右ですヨ!』と。そして、その映像と今の状況とを照らし合わせて、右か左を判断しています。
 
子供時代は、右も左も全くわかりませんでした。体育の時間で、先生が、『みなさん!目をつぶって、ハイ、回れ右!』とか、『右向け―右!』と指示が出てもよくわからずに、そーっと薄目を開けて、みんなの向く方向に少し遅れてから向いていました。何故みんなはわかるのだろう?と不思議に思っていました。
みんな頭がいいんだなー!と感心していました。それに引き換え、オイラは、なんとおバカなんだろうと。
 
就職してまもなく、たまたま、上司より、T取締役部長をM駅へ迎えに行くように指示されました。M駅から会社への道はT取締役が周知の裏道でした。
最初は、曲がる1~2秒前に、『君、そこを左に!』、『そこを右に!』と指示され、小生は、脳みそで映像化された場面を確認して、順調に左、右と運転していました。ところが、曲がる直前(0.1~0.2秒)に、『そこを左!』と。ヤバい! 映像化するには間に合わない!と。二分の一の確率、『よし!』と決心して、決行ました。結果は、『君!反対だ!』と。
 
何故、わからなくなったのかと、考えてみました。小生、生まれつきギッチョ(左利き)でした。ところが、ちょうど父兄参観で、母親が参観している時に、先生から、黒板の前にいる小生に『Tくん、字は右で書きましょう。』と。思わず赤くなったことを覚えています。
それまで、箸をもつのも、茶碗をもつのも、右左どちらも使っていたので、『箸を持つ方が右です。』と云われてもますますわからなくなってしまいました。先生にとって『左』が何故『右』何だろう???と。
さらに疑問を持ったのは、『向かって右』とか、『向かって左』という言葉でした。『向かって』、とか、『向かわなくて』、とは、一体どういうことなのか?と。
 
右も左もわからないのは小生だけと思っていたら、偶然にも、道友のE居士も同じでした。まさに、【友 遠方より 来たり!】です。
彼とは、方向について会話する時は、『アッチ!』、『コッチ!』で話しています。世の中に少なくとも2人はいました。楽しい出会いです。
 
最近になって、『向かって右』、『向かって左』について、アルバイト先の先輩に教わり、納得しました。しかし、映像化して、右、左を判断しているので、反応が遅くなってしまい、結局、『アッチ!』、『コッチ!』で仕事を進めています。
 
禅は、そういう『おバカ』とか、『頭が良い』とか、『優越感』とか、『劣等感』
とかいう脳みそが引っかかっている不自由なものを取っていく修行なんです。
 
右も左もわからないおバカッチョですが、楽しく人生を生きています。
 
お互い、一度 こっきりの人生です。
 
元気で、楽しく、仲良く生きましょう!

拝 閑徹


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