禅セミナーに参加しました

青年部 座禅ブログ - 禅セミナーに参加しました

禅セミナーに参加しました

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青年部静坐会 2019/9/30 19:20

 擇木道場の風印です。

 当道場で927日、28日に開催された禅セミナーに参加しました。今回の禅セミナーは以下の内容でした。


1. 剣道部勉強会 9/27 20:00-21-00  「小川忠太郎先生の境涯を学ぶ」

2. 青年部勉強会 9/28 8:45-9:45 「人間形成と禅」輪読

3. 女性部勉強会 9/28 10:00-12:10 「女性と禅」輪読

4. 茶道部勉強会 9/28 13:30-14:30 「わび茶の研究」

5. 禅フロンティア 9/28 15:00-16:15 「アフリカの障害者の平等と禅」


 私は927日の剣道部勉強会に参加しました。

 勉強会では無刀流の石川龍三先生の話などを学びました。石川龍三は、明治時代初期に山岡鉄舟が開いた一刀正伝無刀流の三代目です。剣道なのに無刀流というのはどういうことかと思ったのですが、落語家の三遊亭圓朝(江戸時代末期から明治に活躍した落語家)が「舌で話すな。心で話せ。」という主旨で無舌居士と号されたのと同様に、無刀流の「無」は無字の「無」ということでした。

 『江戸時代に柳生但馬守の高弟の木村と出淵の試合があったが、但馬守は打たれた出淵を褒めた。出淵は打たれても右手に下げた竹刀がビクとも動かず、気合いが少しも切れない不動心を練り上げていた。対して、木村は出淵の面を打ち、安堵の色が見え、気合いが切れて勝ちを誇る様子があった。』

 現代社会ではとかく結果ばかりが重視されがちですが、それに至るプロセスも大切ということではないかと思いました。


 勉強会の最後には剣道の演武がありました。


禅セミナーに参加しました


 座禅や剣道をされている方は、落ち着いて堂々としている人が多いように感じます。私もいつかそのようになれたらいいなと思いました。


 勉強会の後は道場に宿泊しました。先日の布団作務で皆で綺麗にした布団がフカフカで気持ち良かったです。


 私は仕事のため参加出来ませんでしたが、28日に行われた禅フロンティアは「アフリカの障害者の平等と禅」というテーマでした。禅フロンティアは様々な分野で活躍されている方と座禅との交流の場です。毎回違ったテーマを取り上げていて、興味深いです。


 28日夜は皆で近くの餃子店で夕食会をしました。店のお子さんが運んでくれる料理はとても美味しく、18年ものの紹興酒が美味しくて飲み過ぎました(^^;)


 28日も道場に宿泊し、29日は朝の座禅の後、当道場の師家である名誉総裁老師の著書「人づくり肚づくりと禅」の勉強会に参加しました。

 『キリスト教の祈りも念仏も、座禅と同様に三昧(ざんまい:サマーディの音写で、瞑想で精神集中が深まりきった状態のこと)行の面がある。

 一遍上人が修行中に「唱うれば仏も我も無かりけり 南無阿弥陀仏の声のみぞして」という和歌を師匠に呈しても許されなかったが、さらに座禅に打ち込んで「唱うれば仏も我も無かりけり 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」と呈したところ許された。

 「南無阿弥陀仏の声のみぞして」というのでは、念仏している自己がいて、念仏を聞いている自己がまだいて、念仏する自己と唱える念仏とが別々で相対の場をまだ抜けきっていない状態で、本当の念仏三昧になりきっていないが、「南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏」となると、念仏を唱える自己と唱えられる念仏とが不二一如となり、本当の三昧境を現成し、真の念仏三昧の境地に体達していることが示されている。』

 という内容が印象に残りました。


 勉強会の途中で名誉総裁老師が、立田英山老師著「人間形成と禅」の一部を紹介して下さいました。

 『有限的相対的な自己と無限的絶対的のものとの間に、正しい通路を打ち立て、自己を、その絶対者の裡に正しく位置づけるのが、ほんとうの宗教なのです。そして、自己がその無限絶対の中に正しく位置づけられたのを発見したとき、人々はそこに、初めて真の安心と真の満足とを得るのであります。』

 宗教などやらなくても自分が幸せなら十分だと思いますし、実際殆どの人が宗教を敬遠しているのが現代社会ではないでしょうか。しかし、アメリカで禅が再評価されてマインドフルネスが企業研修などにも活用されるようになったのは理由があるようにも思います。私にはまだ無限絶対は分かりませんが、今後も修行を継続していきたいです。


 勉強会の後、ヨガに参加しました。

 ヨガは初めてだったのですが、改めて自分の身体の固さを感じました。しかし、身体が固い人の方がヨガの効果を感じやすいそうです。2時間みっちりやりましたが、程よい疲労感で気分が良かったです。休みが合えばまた参加したいです。


合掌 風印 拝



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