『骨髄移植の記録(その3)』

青年部 座禅ブログ - 『骨髄移植の記録(その3)』

『骨髄移植の記録(その3)』

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執筆 : 
青年部静坐会 2019/5/19 3:29
 コーディネーターの方からの電話があってから2~3日後、写真のとおり、確認検査の実施日時及び実施場所に関する通知が来ました。
 確認検査とは、コーディネーターと医師とがドナーに対し、移植のコーディネートを進める上で問題がないか確認した上、医師が、問診・診察をして、問題がなければ採血をする手続です。
 実施日時は、約2週間後で、実施する病院は、自宅から職場への通勤経路を若干外れるところであるものの、最寄りの駅からは至近で行きやすい場所でした。
 ただし、時間は、約2時間と相当の時間です。
 
 当日は、時間給を取って、その病院に行ったのですが、現地で合流したコーディネーターの方から、「ボランティア休暇とかないんですか?」と尋ねられ、特殊事情による休暇制度を全く調べていなかったことに気付きました。情けない。
 さて、先に述べたとおり、実施する時間は、約2時間なのですが、そのほとんどは、B5版、資料部分を除く本文約50頁のパンフレットの内容を一緒になって確認していくというものでした。
 それなら、問診や採血を込みにして2時間係りますね。
 パンフレットは、一通り目を通していたのですが、あくまで「一通り」であり、改めてコーディネーターの方と一緒に読んで見ると、「こんなこと書いてあったのか。」と気付くところがいくつかありました。
 いわゆる「見えども、見えず。」という奴ですね。
 
 コーディネーターの方と話をする中で、手続きの中断については、何も説明されないということが改めて言われました。
 ドナー候補者は、何人かいる場合があり、その場合に、ほかの人でドナーが確定すれば、ドナー候補から外れることになるので、手続きは中断するでしょうし、最悪、移植の前に患者さんが亡くなるということもあるのでしょう。
 コーディネーターの方から、事前の電話の際に、移植の実施日の見込みについて、3か月程の期間が示されていましたが、私は、その最初の月が難しいということを話してありました。
 確認検査の際のコーディネーターの方の説明の中で、その最初の月が難しいということは、患者さんにも伝えられていて理解してもらっているという話が出たのですが、私以外にほかの候補者がいるということであれば、私の希望がなぜストレートにとおったのかなと思いました。
 考えすぎなのかも知れませんが、予定の期間の初月をお断りして本当によいのかということが少し頭をよぎりました。
 だから、患者さんの様子などは、ドナーにも伝えられないのでしょう。
 
 コーディネーターの方の説明の際には、パンフレット以外の資料も見せられました。
 自分の中で一番印象に残ったのは、末梢血幹細胞採取の際の写真に、両腕に、血液を採取し、採取した血液から末梢血幹細胞を体内に戻すためのチューブが刺さっている状況が写っていたことです。
 成分献血の場合は、腕に刺すチューブは1本であり、片腕が空いて、本などが読めるのですが、両腕ではそうはいきません。
 それで、コーディネーターの人に、「献血の際には、DVDとか見れますが、末梢血幹細胞採取のときは、そういうの見ることができるのですかね?」と聞いたところ、「施設の設備によります。」との至極まっとうな答えが。
 よくよくパンフレットを見ると、採取には3~4時間係るということになっている。
 ただ、ここでちょっと勘違いしていたのは、採取自体が数日かかるイメージをどうしてかもっていて、本来1日(場合によっては2日)で済むものが数日、3~4時間ベッドに横たわって、採血するイメージでいたこと。
 そのため、相当長時間、骨痛を感じながら(造血幹細胞が増殖させる薬により、骨内で造血幹細胞が増えることによる圧力で痛みが生じる)、静止しているのはきついなと考えるようになりました。
 その点、骨髄採取なら全身麻酔をしているうちに終わるし、どちらをとるかなどとせこいことを考えました。
 ただ、パンフレットを改めて読み進めるうちに、末梢幹細胞移植の場合、「ドナーのリンパ球が患者の体内に残っているがん細胞を攻撃して消滅させてくれるGVL効果(略)も高くなると言われており、再発率の低下が期待されます。」との記述が目に入り、やはり、末梢幹細胞移植を選ばせてもらおうと考えました。
 もっとも、末梢幹細胞移植の実施できる病院が少ないことからか、コーディネーターの方は、骨髄移植の余地を残してほしい感じでしたが。
 コーディネーターの方の説明の後、医師の問診を受け、採血をしました。
 その際、造血幹細胞が増殖させる薬による痛みについて改めて確認したところ、「たいしたことないですよ。」と一笑に付されました。
 採血による検査の結果は、2週間から6週間後に出され、場合によっては、再検査もあり得ると言うことでした。(続)
 
合掌 英風 拝
 
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