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石狩座禅道場



〒061-3245
石狩市生振六線南2号
(いしかりしおやふる6の2)

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ブログ - 最新エントリー

貞観政要は唐の太宗の言行録を呉兢が著してものです。
唐の太宗が侍臣たちに問うた。「創業と守成といずれが難き」
新しく天下国家を経営するのと、既に出来上がっているのを守っていくのとでは
どちらがむつかしいだろうか?
房玄齢は創業の苦労をいやという程なめているので、「草昧の初、群雄並び起り、力を角して
しかる後に之を臣とす。創業難し」と答える。
これに対して魏徴は戦の後の占領行政に骨身を削っているので、「古より帝王、之を艱難に得て、
之を安逸に失わざるはなし。守成難し」と答える。
この両者を食い違いを太宗は鮮やかに裁く。
「玄齢は吾とともに天下を取り、百死を出でて一生を得たり。故に創業難きを知る。
徴は吾とともに天下を安んず。常に驕奢は富貴に生じ、禍乱は忽ちにする所に生ずるを恐る。故に守成難きを知る。
然れども、創業の難きは往けり。創業難きは万に諸公と之を慎まん」
札幌支部も結成以来70年、当時の耕雲庵老師と支部諸先輩の熱い道心を支えに誕生しました。
昭和40年代は会員も30名以上在籍していた時期もありました。
現代は多様な生き方を皆志向するようになりました。坐禅に対する熱気は以前程なくなりました。
まさに守成難しの時期です。
坐禅することの素晴らしさを少しでも多く人々に体験していただくよう努力を続けたいと思います。
地に伏して幾日を冷ゆる蟇蛙 立田幽石(老師61歳の句)
 

 
千葉 金風 記
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三国志の中に呉の将軍呂蒙のことが書かれています。
呂蒙(りょもう)は貧家の出身で学問をする余裕もお金
もありませんでした。
呉の孫権は持ち前の武勇で将軍にまで登り詰めた呂蒙に「文」の部分が
欠けていると思い、この人物は惜しいと考え、呂蒙を呼んで
「少し学問を習って自己啓発してはどうか?」と語りました。
呂蒙は軍務多忙でそんな暇はありませんと固辞しましたが、
再三の説得で学問に励み、猛勉強しました。
ある時、魯粛(ろしゅく)という先輩将軍が任地に赴任する途中、
呂蒙の屯営の近くを通りかかりました。
魯粛はまだ、呂蒙の猛勉強振りは知らず、
武辺者として軽く見ていました。
魯粛の参謀の一人が「呂蒙将軍の声望は日毎高まっています。
昔のままの気持ちであしらってはいけません。
よい機会ですから、あいさつされていかれたらよいでしょう」
と勧めました。
会って呂蒙の知略に舌を巻いた魯粛は「以前の呉下の阿蒙にあらず、
御見逸れ致しました。」と脱帽しました。
すると呂蒙は「士別(わか)れて三日なれば、即ち更(あらた)めて
刮目(かつもく)して相待つべし」
一丁前の男子ならば、別れて三日で再び会ってその変貌振りを目
を瞠って待つべきものでありますとさらっと言ってのけました。
この呂蒙の言葉は励みになるものです。
伝え聞いた話ですが、二世総裁妙峰庵佐瀬弧唱老師は参禅で公案に
詰まれば詰まる程、愈々、燃えて吾れ大悟近しと猛然と坐ったとのこと。
我々はちょっと公案が透過しないと意気消沈してしまいますが、
見習いたいものであります。
もし、意気消沈しないでと励ます先輩等がいたら、「士別れて三日
なれば、即ち更めて刮目して相待つべし」と言って泰然と
笑う余裕と意気を持ちたいものといつも思っております。

蟷螂のぬけがら天に顎向けて 立田幽石(老師60歳)
泥団を弄して我に暑さなし  同
還暦の記念に贈呈せんとて、日々抹茶茶碗造りに余念なかりき
 

 
千葉 金風 記
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曹洞宗の朝課のお経に修證義があります。その第4章の第22節に愛語を次のように書いています。愛語というは衆生を見るに先ず慈愛の心を発し、顧愛の言語を施すなり、慈念衆生猶如(じねんしゅじょうゆうにょ)赤子の懐いを貯えて言語するは愛語なり、徳あるは讃むべし、徳なきは憐れむべし、怨敵を降伏(ごうぶく)し君子を和睦ならしむること愛語の根本とするなり、面(むか)いて愛語を聞くは面(おもて)を喜ばしめ、心を楽しくす、面(むか)わずして愛語を聞くは肝に銘じ魂に銘ず愛語能く廻天の力あることを學すべきなり。
この絡子思ひ出の黴匂ふかな 立田幽石(老師60歳の時の作)
垣結うて庭深まりぬ蝉しぐれ 立田幽石(老師60歳の時の作)
千葉 金風 記
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厚生労働省によると仕事で鬱病などの精神疾患にかかり2019年度に労災申請した方は


前年度比240件増の2060件と1983年以降統計をとってから最多となりました。


2020年度はコロナ禍の蔓延で大幅に増加することが予想されます。


企業にパワハラ防止を義務付ける女性活躍・ハラスメント規制法が6月施行され、更に関心が


高まっています。


内外の状況を鑑みるに、コロナ禍よる人間の孤立化が更にこの動きに拍車をかけているものと思われます。


我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか?我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか?


我々が何とかする他はないのです。


暗黒を嘆くより一燈を点けましょう。隣に嘆いている人が居たら、励まして愛語しましょう。


自分の上に夫々一燈をつければ、萬人萬燈になります。


夏至から11日目が半夏生です。


バッグ一つ提げて入院半夏生 鈴木真砂女


一ト降りにさみしく暮れぬ半夏生 大野林火


医通ひの片ふところ手半夏雨   大野林火
 
千葉 金風 記

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一隅(いちぐう)を照らす

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札幌支部 石狩道場 2020/6/24 6:30
 最澄伝教大師の山家学生式(さんげがくしょうしき)の中に
「国の宝とは何ぞ、宝とは道心なり。道心ある人を名けて国宝と為す。
故に古人曰く、径寸(けいすん)十枚、是れ国宝にあらず。
一隅を照らす、此れ即ち国宝なり」
国の宝は道心、道を求める心
金銀財宝ではありません。
みんなが気がつかないような片隅で社会の為に何か
しようとひそかに縁の下の力持ちとなって光を照らして
いる人々が国の宝なのであります。
水前寺清子の演歌に
襤褸は着てても心の錦どんな花よりきれいだぜ
捨て笠の破れに伸びし夏蕨 立田幽石(老師67歳の時の作)
谿深く雉二声や霧動く   同
巌上に凝視の翡翠一つ置き  同

 
千葉 金風 記
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坐禅をしていますといろいろの思慮分別・見聞覚知・煩悩妄想が内から起こってきたり、外から来たりします。この思慮分別・見聞覚知・煩悩妄想を呼吸によって、数息によって、あるいは公案によって斬って斬って行きます。そして斬りつくして「三昧」になります。
斬るといっても見聞覚知に斬りかかるのではなく、公案・呼吸に「一片となる」ことによって自然に斬れていくのです。「刀」とか「剣」という文字が多く出てきて、物騒に思われがちですが、煩悩妄想と相撲をとってはいけないのです。相手にしないのです。
夏草や跼(すわ)らんと山羊の乳房(ちち)重し 立田幽石(老師62歳の時の作)
田掻人に佇ち見られたる歩を移す
真っ直ぐに雨脚細し麻畑
鎮西支部より熊本支部に向かう車中、この辺のは麻畑多し
 

 
千葉 金風 記
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六十にして六十化す

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札幌支部 石狩道場 2020/6/17 20:15
 淮南子に「蘧白玉(きょはくぎょく)、行年五十にして四九年の非を知り、六十にして六十化す」という
ことが書かれています。五十にして、過去49年の非を知って、我過(あやまて)りと反省し、六十になって
新たな自分に挑戦し、また、やり直す。
人間は五十歳にもなればある程度人生の結論に達します。諦念に達します。
同時に心のどこかに自ら恕します。また、肯定しようという意志が働きます。
あるいは自分の人生経験を誇って、年下の人や会社であれば人生訓を垂れたりすることがありがちです。
そのような時に「五十にして、過去49年の非を知る」、今までの自己を一度否定することは非常に難しいもの
があります。
師家に参禅していますと、この言葉が身に沁みてわかってきます。
公案を透過するということは、過去の非を知り、新たにやり直し、五十になってやり直し、
六十になればなったでまた変化する。
いくつになっても変化する。これは楽しいことです。
白衣着て 禰宜(ねぎ)にもなるや夏至の杣(そま) 飯田蛇笏
夏至の雨山ほととぎす聴き暮らす 田村木国
ぐんぐんと前山昏るる夏至の雨 足羽雪野


 
千葉 金風 記
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第一回参禅会

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札幌支部 石狩道場 2020/6/15 14:20

13日(土)、14日(日)の2日間、第1回参禅会が開催されました。当初は、2泊3日の摂心の予定でしたが、コロナウィルス感染拡大防止のため、食事、宿泊、茶礼、提唱なしの参禅会に変更して、実施されました。会員の中にもコロナの影響で参加できない方も数名いました。
  
 以前、札幌支部会員で、現在は四国在住の薬剤師、紹隆さんが送って下さった、75%エタノール消毒液で、こまめに除菌を行いました。
  

 また、隠寮の参禅の間には、師家の学人との間にビニールシートのカーテンを設置。しっかりとしたコロナ対策をとって、厳修されました。
 

 両日とも、8時半集合、9時静坐、10時半参禅、11時より作務、12時に各自昼食をとった後、休憩。14時から静坐。15時参禅。15時半作務。17時静坐。18時参禅、といういう日課でした。

 14日には、和太鼓の会の方々が11時より練習に来られました。以前、生振に住んでおられ、座禅会にも参加されたことのある方から、4月中頃に、太鼓の練習に石狩道場の駐車場を使わさせてもらえないか?という問い合わせがあったのです。コロナ禍のため、太鼓をたたける施設が全て閉鎖となり、何とか野外で演奏できる場所探しをしているとのこと。支部長がすぐに承諾の返事をされ、それ以来、定期的に道場に練習に見えているそうです。
 
  ほとんどが女性で、力強くリズミカルな音を響かせていました。皆で息を合わせて太鼓をたたくのは、楽しくて気持ちがいいだろうなと思いつつ、でも、ある程度若くないと体力的にきついだろう、とも思いました。2時頃に練習が終了。ちょうど私たちの座禅の時間だったので、支部長が皆さんに声をかけたところ、ほとんどの方が、短い時間でしたが座禅を体験されていかれました。
 
 芙蓉記
 

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壁から顔を出すあやめ、まことに愛らしい。何かお互いに仲良く囁きあっているよう

幸せ経済研究所所長 枝廣 淳子氏はコロナウィルスに負けない五つのSを提唱されています。


1.      体力・免疫力を保とう Stay Healthy


感染しても症状が軽くすむよう体力・免疫力をアップことです。


十分な睡眠、十分な栄養、室内で運動することです。


2.      ポジティブな気分でいよう Stay Positive


家族と一緒に楽しい話をしながら食事すれば、それだけで免疫力は上がります。


同様に楽しい仲間と心置きなく笑いあうのも同じことです。


3.      つながりを保とう Stay Connected


現状、外へ出ていけないけれど、内に籠って気持ちを閉じてしまわないで、


メールなどで声をかけてみる。年配の方はそれが出来なくとも、電話を掛けたり


手紙を書いたりしてみる。心の温もりやしなやかさを育んでくれます。
4.感謝の気持ちを忘れず  Stay Thankful


 今、この瞬間も感染者の命を救うため、必死に頑張っておられる医療従事者の方々がいます。


その方々に対して感謝の気持ちを持つ。直接機会がなくとも、心の中で「本当に有難う」と


感謝の気持ちをもって無事を祈る。


それだけでも「こころのあり方」は変わります。


5.           大事なことは考え続けよう Stay Focused
「コロナで大変だから、それどころじゃない」と悪魔のささやきに惑わされず、大事なことは大事なこと、
平時と同じように深く考え続けること。
地球の気候変動も、海洋のプラスチック汚染も、貧困の連鎖も休戦してくれる訳ではありません。
6月13日(土)、14日(日)と共に日帰りで石狩道場で参禅会が開催されます。
日程は両日とも午前9時静坐 10時半参禅 昼食各自持参 14時静坐 15時参禅 17時静坐 18時参禅 18時半解散
マスク持参です。初心の方も歓迎します。
紫のさまで濃からず花菖蒲 久保田万太郎
広々と紙の如しや白菖蒲 星野立子
咲き垂れて背丈定まる花菖蒲 秋元不死男
花菖蒲紫紺まひるは音もなし 中島斌雄
 
千葉 金風 記

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据物(すえもの)の心得

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札幌支部 石狩道場 2020/6/11 7:41

札幌市大通公園にて

剣の達人宮本武蔵に、一見してその非凡な人物を見抜かれた熊本藩の英霊漢都甲(とごう)太兵衛(たへい)が、太守から日頃の覚悟の筋を聞かれた時、彼はしばらく小首を傾けたが、


やがておもむろに口を開いた。


自分は据物の心得ということにふと心づいて、それからいつも人は据物でいつも打たれるものであると思い、それを平気で打たれる心持ちになるように力めた。


勿論、はじめのうちはともすれば「据物である」ということを忘れ、そう思ってみてもおそろしくてならなかったが、段々工夫してゆくうち、いつも据物の心になって、それで何とかなくなった。


誠に立派な心得であります。日本に於けるあらゆる芸道は、この心得の上に立っています。


夕すげは狐の夢か昼の月 立田幽石(老師52歳の時の作)


夕すげは、日光きすげとも言い、甘草に似たる草にして、夕暮れに咲き翌日しぼむ淋しき花なり
 
千葉 金風 記

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