ブログ - 短期摂心円了
当初は一週間の予定でしたが、コロナの感染状況を鑑み、日程を短縮して二泊三日の短期開催となりました。緊急事態宣言下のため、職場の指示により参加できない会員もいました。
今回も藏燈さんと耕尽庵老居士から沢山の野菜、藏燈さんの奥様から手作り煮豆のご喜捨がありました。短期間でもあったため、野菜は長ネギとキノコを買っただけで済みました。
藏燈さんからの野菜
それにしても、嘯月さんは人数の多い時に、よく典座をやっていたなぁ、と毎回思います。人数が多いと作る料も多くなる上、参禅に時間がかかるので、料理に費やせる時間も短くなります。
今回は、結制日から提唱がありました。一日目は、無門関から「喚主人公」の則、二日目は、「大乗仏教の真空観~真空妙有」と「不動心と転心」について法話風の提唱でした。二日目の提唱には、真淡さんが駆け付けられました。
また、午前中にお休みが取れたからとのことで、空道さんが、二日とも午前5時過ぎから午前の参禅まで参加されました。空道さんのご自宅は札幌の南の方ですので、道場まではかなり時間がかかります。あの時間に入山するのは、大変だったろうと思いました。
木々に囲まれた道場は、落ち葉降る季節です。私は、典座の仕事でずっと道場内にいましたが、居士の皆さんは、天気に恵まれた三日間、外作務に精を出されていました。
コロナの新規感染者も随分減ってきました。次の摂心は11月。次回は、通常通り開催できるのでは、と思っています。
芙蓉記