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ブログ - 山岡鉄舟が豪商から聞いた商売の気の話

山岡鉄舟が豪商から聞いた商売の気の話

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
札幌支部 石狩道場 2020/8/8 14:08
山岡鉄舟が豪商の話から悟る処があったというのは前回ブログに書きましたが、
処世訓としても参考になると考え、その豪商の話に触れてみたいと思います。
わたしが若いころの経験のうちで、ただ一つ貴重に思っているのは、
四、五百円の金ができて商品を仕入れたのはよかったのですが、
なんと物価は下がり気味だと評判なのです。
そこで、早く売り払ってしまいたいものだと考えていると、
知人たちはわたしの弱身につけこんで安く買い叩こうとかかるもの
ですから、わたしの胸はドキドキしてしまい、その為に気持ちが
浮足だってしまって、ほんとうの物価の事情を知ることができないように
なってしまいました。
あれやこれやと迷い、すっかりうろたえてしまったのです。
そこで、わたしはすっぱりと決心を固め、
どうにでもなれと放っておきました。
そのうちに、商人たちがやって来ては原価の一割高で買うというのです。今
度はわたしの方が
一割高で嫌だとつっぱねたのですが、それではもう五分だけ増やそうと買値を上げてくるではありませんか。
 そこで売ってしまえばよかったのですが、
欲を出して、もっと高く、もっと高くと思っているうちに、
最後は原価より二割以上も低い値で売るという結果になってしまいました。
わたしが商いの気合というものを知ったのは、
これがはじめてのことだったわけです。
思い切って大きな商売をやってやろうというときに、
勝ち負けや損得にびくびくしていては、
商売にならぬものだとわかったのです。
それからというものは、たとえどんなことを計画するにしても、
まず、自分の心がしっかりしているときにとくと思いを定めておき、いざ仕事にとりかかった時には、あれこれ考えない
ようにしてどしどし実行することにしてきたのであります。
その後は、損得は別にして、まずは一人前の商人になれたものと
思って今日までやってきたわけです。

庭土に蝉穴ふかし今朝の秋 立田幽石(老師57歳の時の句)
 

 
千葉 金風 記
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