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ブログ - 山岡鉄舟と浅利又七郎義明その2

山岡鉄舟と浅利又七郎義明その2

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
札幌支部 石狩道場 2020/8/5 6:14
山岡鉄舟は滴水禅師に参じておりました。
滴水禅師に剣法と禅理とは一つではないかと詳しく
問います。
そこで「無」の公案を与えられ、10年工夫するもどうも釈然としません。
そこで、また、再び滴水禅師の元に赴き、
自分の理解できたかぎりを述べ伝えました。
滴水禅師は再び公案をさずけます。
それは『両刃、鋒を交えて避くるを須いず、
好手還りて火裏の蓮に同じ。宛然おのずから衝天の気あり』で
山岡鉄舟はこの公案に心を惹かれるものを感じ、
大帯に書き付けて絶えず工夫しました。
それから3年過ぎて、ある豪商が山岡鉄舟の書がほしいと訪ねてきました。
その折に商売の気について話があり、
その話に簡単には言い表されないような真理を感じました。
その商人の話を聞いた翌日から昼は剣の工夫、
夜は静坐沈思精考する繰り返しで5日目の3月29日の
夜になった。既に夜は明けて30日の朝になっていた。
坐ったまま山岡鉄舟は浅利に向かって剣を振り、
試合をしている姿勢をとってみた。
ところがなんとしたことか、浅利の幻影が見えないではないか。
そのまま、ただちに門人の籠手田を呼び寄せ、試合をやってみた。
籠手田は「先生、そこで勘弁してください」と叫んだ。
何故かと問うと「私は長い間先生の教えを受けてきましたが、
今日の先生の刀ほど不思議な勢いを一度も見たことはありません。
自分のような者のは、先生の前に立つことなど不可能です。
このような業が人間の力でできるものではありません」と言いました。
早速、浅利又七郎義明を招いて試合をお願いしました。
浅利は一声気合をかけて飛び掛かってこようというすさまじさでありました。
だが、浅利は突然、木刀を捨て、面具をはずし、改まって言いました。
「ついにやりましたね。これまでのところとは段違いの腕前です。
わたしといえどもかなうものではありません。秘伝を授けるのが当然
というべきです。」と言いました。

夕すげや冷えて咲く丘来て独り立田幽石(老師56歳の時の句)
 

 
千葉 金風 記
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