メインメニュー
石狩座禅道場



〒061-3245
石狩市生振六線南2号
(いしかりしおやふる6の2)

TEL/FAX 0133-64-9045
お問合せはこのホームページ
からどうぞ

お問合せはこちら


カーナビ、スマートフォン
来られる方は、以下で検索
してください。
石狩市生振584−17
注:これはGoogleマップで
郵便の住所ではありません。

 

このページをシェア!
ここでブックマーク: Twitter ここでブックマーク: Facebook ここでブックマーク: Yahoo ここでブックマーク: Google
検索
カテゴリ一覧

ブログ - 奇跡の脳

奇跡の脳

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
札幌支部 石狩道場 2017/8/18 16:42
ジル・ボルト・テイラー著『奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき』を読みました。これは2009年に新潮社から発刊された訳本です。ハーバード大学で脳神経科学の専門家として活躍していた著者は、37歳のある日突然脳卒中に襲われます。幸い一命は取りとめますが、左脳がひどく損傷し、言語中枢や運動感覚にも影響が出ます。8年間のリハビリを経て再度脳科学者として復活を遂げますが、本著では脳卒中によって生じた脳の変化を考察することによって気付いたことや脳の可能性が記されており、洞察と希望に満ちた一冊です。
 
簡単に記せば、左脳の機能が一部損傷したことにより、右脳の働きが前面に出てくるのですが、その時の感覚は、「宇宙との一体感」を感じて幸福そのものだったということです。「わたしが脳卒中によって得た「新たな発見」はこう言えるでしょう。「頭の中でほんの一歩踏み出せば、そこには心の平和がある。そこに近づくためには、いつも人を支配している左脳の声を黙らせるだけでいい。」「脳卒中によってひらめいたこと。それは、右脳の意識の中核には、心の奥深くにある、静かで豊かな感覚と直接結びつく性質が存在しているんだ、という思い。」「安らぎの感覚は、現在の瞬間に起こる何かです。それは過去を反映したものや、未来を投影するものではありません。内なる安らぎを体験するための第一歩は、まさに「いま、ここに」いる、という気になること。」そのための効果的な方法のひとつとして、呼吸に意識を向けることも挙げています。また、左脳では、自分をいずれ死にいたる一人の脆弱な人間だと把握するが、右脳では自分の存在の真髄を永遠だと感じる、つまり、死によって自分の細胞を失い、知覚能力は失うが、自分のエネルギーは幸せに満ちた穏やかな海に還ってゆくだけと感じると言っています。
 
この本は科学者が科学的な思考と分析によって得た洞察を記したものですが、読み進めていくうちに宗教書的な色彩を帯びてきます。著者の体験は、私達が行っている座禅体験と共通するところが多いように思えました。
 
珠玉 記
 
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (69)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.ningenzen.jp/sapporo/modules/d3blog/tb.php/446
Copyright © 2014 人間禅 石狩道場 (Powered by ImpressCMS)
Theme Desinged by OCEAN-NET