メインメニュー
人間禅 関西道場


関西道場

京都府八幡市橋本東原28
090-3927-1237(法燈)
080-2516-4415
(慶雲)

連絡はお問合せをお使いください。
お問合せはこちらをクリック
 
ブログ カレンダー
« « 2018 5月 » »
29 30 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2
このページをシェア!
ここでブックマーク: Twitter ここでブックマーク: Facebook ここでブックマーク: Yahoo ここでブックマーク: Google

関西ブログ - 20180514のエントリ

今里静坐会(5月10日)報告

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
関西支部 2018/5/14 21:07
先日5/10()に宝厳寺(大阪市東成区神路3-17-8,新深江駅,下図一参照)で,今里静座会(宝厳寺の部)が開催されました。内訳は(第一部)170回今里静座会(宝厳寺の部) (18:30~20:00)と,(第二部)24回「大阪で夜一番遅い座禅会」(宝厳寺の部) (20:30~22:00)となっていて,第一部はSさん・Oさん・鶴井随心さん・坂本法燈が出席しました。第二部はTさん・鶴井随心さん・坂本法燈が出席しました。
 第一・二部とも,最初に般若心経を唱え,30分間の座禅を2回座りました。

その後,第一部は,人間禅師家一宇庵小野円照老師著「禅入門」(あたりまえのこと,ありのまま112115)を輪読しました。輪読内容は,①禅の公案や禅語には一見常識はずれのように思われるものが多いが,その真意に到達すれば,ごくあたりまえのことをいっていて,少しも奇異なものはない(仏とは,喫茶喫飯屙屎送尿困じ来れば肘を枕にして寝る(喉が渇けばお茶を飲み腹がへれば飯を食い小便・糞をたれ疲れたら寝る,これが仏だ))。しかし,実は当たり前のことを当たり前にしていくことほど難しいことはない。②趙州の有名な則に「至道無難 唯嫌揀択」があり,この語の意味は,至極の大道はきわめて平易なものであたりまえにすればよい,それをあれこれとむつかしく思慮分別するから,かえって真理から離れるという趣旨である。③柳は緑・花は紅という禅語があり,これはありのままに真理であることをいったものであるが,同じく柳は緑であっても悟る以前と以後とでは大きな違いがある。(色即是空の真意を)悟る以前に柳は緑と見ているのは相対的な見方であり,その相対界を破って唯一絶対の悟り(色即是空)に到達すれば,柳は緑を失い花は紅を失い,山は山でなく川は川でなくなるが,その唯一絶対が現象界に現れると柳は緑・花は紅となる(空即是色)。空とか色とかいってもそれは二つの別のものではなく「空即色」一体のものが実在しているのである。禅でいうありのままは,悟り終わった上で,あるがままの姿に空即是色の絶対の実在を見ているのである(柳は緑そのまま絶対の実在),といったことでした。

そしてこれに関連して,①本当の自己・真実の自己を極めていくと,自己と汝さらには宇宙との境界がなくなり全てがぶっつづきの一体()であることを体得することになり(天上天下唯我独尊そして色即是空に通じる),そこでは緑だの紅だのといった相対的な価値はなくなってしまうが,大乗仏教においてはこの色即是空はそのまま直ちに空即是色なのであって(このことを唯一絶対が現象界に現れると表現している),本来空と色は一体で不二一如のものなのであるから,このことを悟得し得た後には柳は緑・花は紅となる(あるがままの姿に空即是色の絶対の実在を見る)。②この色即是空がそのまま空即是色であるとする如是法三昧の境涯から運び出せば,何をやっても是れ道何を思っても是れ法で,嫌うべきものは何もなく,当所即ち蓮華国・此の身即ち仏なりであって,娑婆即寂光浄土と観て,菩薩の遊戯三昧を行じることができるようになるであろう,③この境涯が,喫茶喫飯屙屎送尿困じ来れば肘を枕にして寝るであり,至道無難・唯嫌揀択であり,柳は緑・花は紅であろう,といったようなことを話し合いました。
 第二部は総裁老師著「坐禅の効用-他のことに気を散らさないで今に集中できる効果25~30頁」を輪読しました。この本は,アマゾンでも禅部門でベストセラーになった本であり,初心者には分かりやすく,禅の入門書としても理解しやすいと思われます。道元の言葉に,「頭燃をはらふがごとく坐禪をこのむべし」(頭に火がついたのをはらいのけるように少しの猶予もなく坐禅をとりあげて行いなさい)というのがある,老師や先輩の中には,1年間で1千炷香とか,数年間で1万炷香とかを実践されている方々がいらっしゃり,坐禅は質よりも量であるとも仰っていた,といったような話をして,解散しました。

法燈  記

 
 

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (119)