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人間禅 関西道場


関西道場

京都府八幡市橋本東原28
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関西ブログ - 201710のエントリ

土曜静坐会報告(10月28日)

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関西支部 2017/10/29 16:59
場 所 :関西禅道場
静 座 : 45分2回
参加者 :Mさん、KTさん、KIさん、KSさん、KKさん、Tさん、坂東居士、慶雲 以上8名。
聖侍:坂東、直日:慶雲

○台風22号が先日の21号とほぼ同じコースを辿りながら近づいている中、8名が集まり、静坐が始まった。本日の2回目の静坐の時、しばらくぶりの「経行」を行った。坐るだけの坐禅よりも立ち上がってゆっくり歩く「経行」は思いの外の効果もあり、長時間坐って疲れた時の効果もあり、今後2回目の静坐中に行うこととしたい。自宅でも気軽にできるので各自実行して確かめてください。
2017/10/29
福原慶雲 記

「禅林世語集」(京都其中堂発行)より
○鐘がなるかや撞木(しゅもく)がなるか鐘と撞木の合いがなる
○鐘がなるかや撞木がなるか鐘がなければ音はせぬ
○鐘も鳴らない撞木もならぬ鐘と撞木の合いがなる
○鐘も鳴ります撞木も鳴るよ鐘と撞木で音がする
○鐘は上野か浅草か
○かねて我が思いしよりも吉野山なおたちまさる花の白雲
〇金があるとて高ぶり召すな金は身を切る剱(つるぎ)なり
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今里静坐会報告(10月26日)

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関西支部 2017/10/27 18:38
 10/26(木)18:30~20:00に宝厳寺(大阪市東成区神路3-17-8,新深江駅,下図参照)で,Tさん・Sさん・坂本法燈が出席して,第153回今里静座会が開催されました。
 最初に般若心経を唱え,30分間の座禅を2回座った後,人間禅師家一宇庵小野円照老師著「禅入門」(ものの極所44~49頁)を輪読しました。輪読内容は,①前回は死んで寂滅を得るのではなくこの身このまま相対を絶して寂滅の絶対世界に入らねばならぬと言ったが,武道でも芸道でもスポーツでも極所は禅の悟りと一つになるとされており,寂滅の境地に入ることである,②弓道日置流の秘伝歌に「ただ矢束はなさるる,引く矢束放つ,引かぬ矢束離れ」(改)があり,それぞれ初心者(自分が矢を放すのではなく弓に放されている),上級者(弓に放されることなく主体性を持って自分で矢を放つことができるが通例ここで行き詰まる),名人の境涯(緩みと引きという対立する相対界を滅したところで寂滅の絶対界であり,引こう・放そうと意識しなくても思慮分別を超えて引き詰めて自然に矢が離れていく境地で,「無作の妙用」の境)を示すとされている,③剣道直心影流の法定の型は「両頭を倶に截断すれば一剣天に倚って寒じ」の境地であり,茶道では「和敬清寂」をもってその徳を示すとし,馬術では「鞍上人なく鞍下馬なし」といわれ,いずれも「消滅滅しおわって寂滅を楽と為す」という達人の境涯を示し,人生における本当の楽しみはこの寂の場にあるというべきである,といったことでした。そしてこれに関連して,①弓道日置流の秘伝歌は,道元の「心迷えば法華に転ぜられ,心悟れば法華を転ず,究尽して能く如是ならば法華法華を転ずるなり」と同様の境涯を歌っていると感じられる,②寂滅に入れば無常はどうなるかとの疑問には,無常はそのままで会者定離(会ったものは必ず離れる定め)の鉄則どおりに矢は離れているのであって,無常の解脱は無常を否定することではなく引きと緩みとを滅し解脱しているところ,引く・放つという思慮分別もないがしかも会者定離そのまま自然の理法どおりになっている,即ち法爾自然が仏教の本質である,③茶道の「和敬清寂」の寂は大乗仏教でいう「寂滅」をいっているものであるといわれる,といったようなことを話し合いました。
その後,有志で近所の居酒屋に懇親会に赴き,Tさんから囲碁の世界大会のお話しなどを面白く伺って,解散しました。 (なお第4木曜日に随時開催の懇親会はどなたでも参加自由で歓迎いたします)
 次回今里静座会は,11/9(木)に宝厳寺で開催いたします(18:30~20:00と20:30~22:00の二部構成)。
 奮ってのご参加をお待ちしています。
                                      坂本法燈 拝
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和歌山木曜静坐会報告(10月26日)

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関西支部 2017/10/27 13:52
日 時 10月26日(木)
     17:00~18:30 外作務(明眼)
     18:30~19:15 静坐
     参 加  Yさん、Oさん、明眼 3人
役 位  聖侍:山下さん 直日:明眼

 Yさんが先週に引き続き元気なお姿をお見せ下さり、聖侍を務めて下さいました。久しぶりに海南市でお医者さんを開業されているOさんがお見えになりました。随心さんからお預かりしていた、同じお医者さんだった荒木古幹老師の遺稿集をお渡ししました。
一炷香静坐後に茶話。Yさんがブログをいつも読んでいてくれ、Oさんの事をご存じだったのに驚きました。インフルエンザ予防接種の時期ですが、新ワクチンになった2年前からO医院ではインフルエンザの患者さんがすごく減っているそうです。効き目が上がったのかもしれません。
   明眼 拝
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市民静坐会報告(10月25日)

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関西支部 2017/10/27 13:51
日 時 :10月25日 午後2時より
   場 所 :関西坐禅道場
   静 座 :45分2回。
   参加者 :Hさん、坂東居士、慶雲 以上3名
聖侍:坂東、直日:慶雲

〇内輪だけの3人組での静かな静坐会であった。
静坐後の懇話会は高齢者だけの話題は、自然に健康と保健の話題に花が咲きます。曰く、最近のテレビでは、足腰の痛みの解消法をはじめ、肺炎や誤飲の防止や老化防止に役立つ情報・・・例えば道場の境内を竹箒で掃いたり、台所仕事等が以外に効果があるようである。
 女性の方が男性より一版に長寿命であることを裏付けるらしい。また、おしゃべりをして声を出すことも咽喉の健康には大事なことであり、当静坐会では坐禅ばかりやっているが、静中の工夫もさることながら、「経行(キンヒン)」も取り入れて、動中の工夫もやるべきである等々意見続出した。

〇「経行」のやり方――
直日(ジキジツ)が経行をやる時は、「引磬(インキン)」をチンチンチン・・・と大から小へ、緩から急に打つ。会衆(エシュウ)はこれに従って、叉手当胸(サシュトウキョウ)して立つ。次にまた引磬を前の通り打った後、会衆はそのまま左向けをし、次に引磬を一つチンと打つ合図と共に左足からおもむろに運び出して、直日を先頭にして堂内を緩歩する。数周して会衆がおおよそ、その旧座にきた頃、直日は引磬をチンチンチン・・・と打ち、右向けをし、次のチンで坐禅を組み、最後の引磬三声でまた合掌して定(ジョウ)に入る。 
会衆(坐禅参加者)は、左足からおもむろに足を運ぶとき足幅は1足長の半分程度(10センチ程度)の狭い足幅でユックリ歩きます。吸う息・吐く息に合わせユックリ歩きます。「歩く坐禅」ともいわれます。
2017/10/26 
福原慶雲 記
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土曜静坐会報告(10月21日)

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関西支部 2017/10/23 8:48
場 所 :関西禅道場。
静 座 : 45分2回。
参加者 :KTさん、KIさん、KKさん、Tさん、絶学、泰仁、法燈、雷石、慶雲。
    以上9名。
聖侍:KKさん、助警:泰仁、直日:絶学

○大型台風21号が明日にも接近しようとする何となく不安感の漂う中、9名の参加者に敬意を表したいと思います。
○静坐後、ささやかな懇親会を行いました。ドンチャン騒ぎするような野暮は避け、アルコールのダメな人にも楽しんで頂けて、参加者同士の日頃の想いを話合い、いろいろ情報交換を図りました。絶学さん差し入れの北海道直送の珍味を味わい、泰仁さんのヨーロッバ勤務時代の思い出話を聞きながら、上等の葡萄酒はこれで飲めとばかりの見たこともない大型のワイングラスで飲む礌石支部長差し入れのワインを味わう幸せを堪能させていただきました。
 和気藹々の楽しいひと時、今後の発展の願いつつ、午後10時にお開きとなりました。
2017/10/22
福原慶雲 記

「禅林世語集」(京都其中堂発行)より
〇合点ぢゃ其の暁のほととぎす
○勝てば官軍 負ければ賊よ
○角あれば 物の障りて むづかしや心よ心 ころころとせよ
○門松は冥土の旅の一里塚芽出度くもあり芽出度くもなし(一休和尚)
○家内中調子揃いて大笑い是れ天然の音楽の声
○家内中眺めの良いが宝船心安す安す世を渡るなり
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日 時 10月19日(木)
     17:00~18:30 外作務、侍者作務(明眼)
     18:30~19:15 静坐
     参 加  Fさん(女性)、Yさん、随心、明眼 4人
役 位  聖侍:随心 直日:明眼

 Yさんが手術後の体調も回復され、半年ぶりに元気な様子で参加してくれました。また、福Fんは隣の海南市から参加です。開始後2年余り、木曜静坐会もやっと少しずつ常連の方が出来てきました。一炷香静坐後、4人でお茶を飲み解散しました。   明眼 拝
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市民静坐会報告(10月18日)

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関西支部 2017/10/20 7:30
日 時 :10/18 (水) 14:00~16:00 
場 所 :関西坐禅道場
静 座 :45分2回。
参加者 :Iさん、Mさん、Hさん、坂東居士、真際、慶雲。
以上6名。
(聖侍:坂東、助警:慶雲、直日:真際)


〇冬がそこまで来たかと思われる位の寒さの中、生駒市から車で1時間かけて久しぶりに首藤真際さんが見えられました。当静坐会に参加されること3回目の井上和世さんと初対面のご挨拶を交わされました。
○Iさんは、橋本地区でお顔も広く、誰もが認めるお世話好きで、市民静坐会に参加されると小学生の下校時の交通安全立ち合いの大役に間に合わないのではないかとお聞きしたところ、最近は当該地区の老人会の有志の人達 が学童通学見守りをやってくれるとのことで、下校時はその人たちに任せて、朝の登校時のみ見守りを続けられているとのこと。
○当静坐会で静坐を続けると、間違いなく、だれでも、心を健全にする効果があります。よろしく。
2017/10/19
福原慶雲 記

「禅林世語集」(京都其中堂発行)より
〇硬き約束石山寺の 石の証文石の判
○堅く見せても油断はならぬ融けて流るる雪達磨
○火宅(かたく)には又もや出(い)でむ小車に乗り得てみれば我あらばこそ
〇蝸牛(かたつむり) 角(つの)振(ふ)り分けよ 須磨明石
〇片時もあだにはなさじ さりとては逢い難き世に暮れ易き日を
〇形見こそ今は仇なれ これなくば忘るる時もあらましものを
〇形見とて何か残さむ春は花夏ほととぎす秋は紅葉(もみじ)ば(良寛和尚)
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10月18日(水)和歌山大学の座禅会に行ってきました。長い夏休みが明けて、7月以来の参加です。
 参加者は主催者のHさん、Hさんのお嬢さん(3回生)、スイスからホームステイの学生、近所の男性、私の5人でした。スイスの学生は柔道と居合道を修行しており、柔道の関係から腹巻さんの家に一か月程もホームステイをしているそうです。礼儀正しい青年で、真剣に座っておられました。

 以下は静坐会とは関係のない話です。
 私見ですが、刀法(刀の使い方)の修行については現在では竹刀剣道より、真剣を使う居合の方が優れていると思います。ただ、居合は一人で稽古を行うの『間合い』の修行が難しいのではと想像します。(ただし、私はまだ剣道で『間合い』が判っておりません。)
 <小川忠太郎先生の『間合い』に関するお話をご参考までに>
 「一人だけの三昧は剣道は気剣体一致。相手がある三昧は間という。これが大事なの。自分一人で打ちたくなったからって飛んで出たって当たるもんじゃないんだ、相手がある。これを禅では宝鏡三昧という。相手がある。自分の相手、向こうも一枚の鏡、鏡と鏡に向かい合って。これは自分だけの三昧より程度が高い。」

   明眼 記
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土曜静坐会報告(10月14日)

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関西支部 2017/10/15 18:27
日 時 : 10月14日(土)19:00~21:00
静 座 : 45分2回
参加者 :Mさん、堀さん、KTさん、KIさん、KSさん、
KNさん、Tさん、坂東居士、明眼、絶学、法燈、慶雲 以上12名。
聖侍:坂東、助警:明眼、直日:絶学

○久しぶりに参加者が12名となり、気合の入った静坐会となりました。
矢張り参加者が多いと堂内が活気があふれ、自然に姿勢もよくなり、呼吸も深く長くなり、良い静坐会となりました。
○静坐後の懇話会も話が弾み、参加者同士の連帯感も盛り上がり、時間経つのが早く、道場に来てよかったと、坐禅後の独特の満足感にひたりつつ道場を後にしました。
○塵一つない広い禅堂に坐って、それぞれが自分の心の中の雑念・妄想・悪智悪覚の全てを、吐く息と共に時間をかけて全部吐き出して終えば、当然自分の心の中は綺麗になります。そんなものは目に見えるものではないので堂内がゴミだらけになる訳ではありません。そんなことで、坐禅道場は「ゴミ捨て場」と思え!と言う人もあります。今日の参加者達は全員スカッとした気分で道場を後にされたと思います。

2017/10/15
福原慶雲 記

「禅林世語集」(京都其中堂発行)より
○風が三味ひく木のはが踊る東雲(しののめ)烏(からす)が謳(うた)い出す
○風の姿を白帆に包み月の世界や水かがみ
○風の便りも蕾(つぼみ)の中よ咲けば苦になる花の枝
○風は息(いき) 虚空(こくう)は心 日(ひ)は眼(まなこ)海山(うみやま)かけて我が身なりけり
○風吹けば沖津(おきつ)白波(しらなみ)立田山(たつたやま)夜半(よわ)には君が一人(ひとり)越ゆらむ
○堅い蕾と思うて居たに何時か春風綻(ほころ)びる
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今里静坐会報告(10月12日)

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関西支部 2017/10/13 18:26
 10/12(木)に宝厳寺(大阪市東成区神路3-17-8,新深江駅,下図参照)で,(第一部)第152回今里静座会(18:30~20:00)と,(第二部)第14回「大阪で夜一番遅い座禅会」(20:30~22:00)が開催されました。第一部は柴秀司さん・中辻康博さん・鶴井随心さん・田倉明眼さん・坂本法燈が出席しました。第二部は竹島亮輔さん・鶴井随心さん・田倉明眼さん・坂本法燈が出席しました。(中辻さんは初参加で,お寺の和尚さんは欠席)
 第一・二部とも,最初に般若心経を唱え,30分間の座禅を2回座りました。その後,第一部は,人間禅師家一宇庵小野円照老師著「禅入門」(無常の解脱40~44頁)を輪読しました。輪読内容は,①仏教は無常を説く教えのように思われているが,仏教の本当の目的は無常を解脱させることにあり,その前提として無常を指摘しているのである(cf前回の蓮華女物語)。②有名な涅槃経聖行品の施身聞偈では,羅刹(鬼)が若い修行者である雪山童子に「ⅰ諸行は無常なりⅱ是れ消滅の法なり」と過去仏の偈(詩)の前半を説き,童子はそれに続く後半の偈を是非とも聞かせて欲しいと繰り返し懇望すると,羅刹は言い渋った後に生きている人肉と生き血を食わせてくれたら言おうと述べ,童子は我が身を羅刹に与えることを誓ったので,羅刹は「ⅲ生滅滅しおわってⅳ寂滅を楽と為す」と後半の偈を示したため,童子は約束どおり崖の上から谷底に身を投じて我が身を羅刹に与えようとしたところ,このとき羅刹は帝釈天に身を変じて童子を受け止めて安らかに地上に下ろしたと説かれており,身を捨てて悟りを開いた有様が劇的に表現されている。③この四句の偈を弘法大師がいろは歌に換えて歌っているといわれているが,これが仏教の真髄である,といったことでした。そしてこれに関連して,①いろは歌では「ⅰ色は匂へど散りぬるを(諸行無常),ⅱ我が世誰ぞ常ならむ(是生滅法),ⅲ有為の奥山けふ越えて(生滅滅己),ⅳ浅き夢見じ酔ひもせず(寂滅為楽)」とされていて,これが見事に上記四句の偈に対応している。②上記四句の偈では,ⅰⅱで諸行無常を説きそれだけでは人間はやりきれないので,その上でⅲⅳで悟りを示しているのであるが,ⅳの「寂滅」というのは日常的に言う死滅(死亡)という意味ではなく,ⅲⅳは,一切の相対的な対立(生死・有無・是非・善悪など)をボッ超えてこれを解脱し超越した絶対的な世界を「寂滅」と表現して,生きながらにしてこの身このまま絶対世界に入っていくことが仏教の真髄であるとしているのである。ここのところを禅では通常,大死一番絶後に再蘇すともいわれ,また,煩悩即菩提とか,娑婆即寂光浄土などともいわれるところである,といったようなことを話し合いました。
 第二部は総裁老師著「人間形成の禅-その効用・効果について-その12(座禅をすることによって仲良くなれる効果)25頁」を輪読し,これに関連して,①他人とうまく行かないのは大抵は自分自身の心の中にその他人を嫌うとか軽蔑や軽視するとかの気持ちがあるからであることが大部分であって,先ず自分自身が他人を尊敬し敬う気持ちを持つならばその気持ちが必ずや相手方にも反映して,人間関係がうまく行くようになるものである。②三昧の境に入るならば,自己と他(汝・世界)の境や畔がなくなり,自他は本来ぶっ続きの仏そのもので不二一如で一体のものであることになるから,自己中心のエゴが消えてしまうのは至極当然のことである。③人間禅では座禅を通じて「正しく楽しく仲よく」を実現することを目標としているところ,正しくとは真理に合掌することであり,楽しくとは自己の仏性に合掌することであり,仲よくとはお互いの仏性に合掌することである,といったようなことを話し合いました。
 次回の今里静座会は,10/26(木) 18:30~20:00に宝厳寺で開催いたします。(なお第4木曜日の静座会後には随時懇親会を開催しています)
 その後の今里静座会の予定は,11/9(二部構成),11/23,12/14,12/28,(h30)1/11,1/25,2/8,2/22,3/8,3/22を予定しています。なお,H28.9月からは第2木曜日には二部制として「大阪で夜一番遅い座禅会」を20:30~22:00に開催しています。
             坂本法燈 記
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