メインメニュー
人間禅 関西道場


関西道場

京都府八幡市橋本東原28
090-3927-1237(法燈)
080-2516-4415
(慶雲)

連絡はお問合せをお使いください。
お問合せはこちらをクリック
 
ブログ カレンダー
« « 2019 6月 » »
26 27 28 29 30 31 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 1 2 3 4 5 6
このページをシェア!
ここでブックマーク: Twitter ここでブックマーク: Facebook ここでブックマーク: Yahoo ここでブックマーク: Google

関西ブログ - 今里静坐会(12月27日)報告

今里静坐会(12月27日)報告

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
関西支部 2018/12/30 7:52
12/27()18:30~20:00に宝厳寺(大阪市東成区神路3-17-8,千日前線新深江駅,下図一参照)で,さん鶴井随心さん坂本法燈が出席して,第191今里静座会(宝厳寺の部)が開催されました。
 最初に般若心経を唱え,30分間の座禅を2回座った後,人間禅師家一宇庵小野円照老師著「禅入門」(大乗と小乗177~181)を輪読しました。

輪読内容は,小乗仏教は自己救済にとどまり利他がないのに対して,大乗仏教は自利利他を円満に具足しているところに基本的な相異があり,我が国では聖徳太子の高邁な識見から大乗仏教のみを取り入れ普及させたのが特徴である。釈迦没後500年頃になると仏教集団は,形式重視の上座部と内容重視の大衆部に分裂し,例えば,上座部は寂滅の語を解釈して灰身滅智(死滅)を説きだして消極思想に陥る(大乗仏教では,寂滅とは相対界の消滅を滅して絶対界に入り不生不滅を悟ることである)などしたので,真意派によって一大刷新運動が起こされ広大無辺の仏法を宣揚したのが大乗運動である。大乗仏教と小乗仏教では,救済の形質のいずれにおいても格段に大乗仏教が勝れている,といったようなことでした。

そしてこれに関連して,法華経は三乗(声聞縁覚菩薩)の教えを捨てて一乗(全ての衆生を解脱の岸へと運ぶ一つの大きな乗り物=大乗)の教えに統合していて,以前の三乗の教えは方便であったとしている。小乗(上座部)仏教と思われるスマナサーラは雑念を断つために自分の行動を実況中継することを説き,地橋秀雄(グリーンヒル瞑想研究所)は一瞬一瞬の知覚を言語化していくラベリング技術を説くが,実際に実践してみると余りに技術的な手法の習得に終始しいつまでも個我が残存しているようで如何にも煩わしいという印象を私には払拭できなかった。ただわが身をも心をも放ち忘れて仏の家に投げ入れる(道元)という簡素かつ自然な修養の方が本来のあるべき仏教のような気がしてしまい,思いの手放しをしていく非思量が大乗仏教であり禅であるように私には思われる,「青空としてのわたし」(山下)「アップデートする仏教」(藤田山下)では,小乗(上座部)から大乗への転換を,瞑想する主体が個我から本来の自己()へ転換する(雲から青空へ,小我からビッグマインドへ)などと称していて,これは核心を衝いている指摘であると思われる,また,上座部仏教では色即是空は認めるが空即是色(形のないものが形として現われているということ)は絶対に認めないといわれる,といったようなことを話し合いました。

次回の今里静座会(プレジデント今里の部)は,1/17()にプレジデント今里で開催いたします(二部構成)
 奮ってのご参加をお待ちしています。
 よろしくお願いいたします。
    坂本法燈 記

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (62)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.ningenzen.jp/kansai/modules/d3blog/tb.php/498