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関西ブログ - 今里静坐会(6月28日)報告

今里静坐会(6月28日)報告

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
関西支部 2018/6/30 19:08
昨日6/28()18:30~20:00に宝厳寺(大阪市東成区神路3-17-8,千日前線新深江駅,下図一参照)で,Tさん・Oさん・Uさん・鶴井随心さん・坂本法燈が出席し,お寺の和尚さんも出席して,第175今里静座会(宝厳寺の部)が開催されました。
 最初に般若心経を唱え,30分間の座禅を2回座った後,人間禅師家一宇庵小野円照老師著「禅入門」(自然の心123~127)を輪読しました。

輪読内容は,①禅語に「古松般若(智慧)を談じ幽鳥真如を弄す」(一本の松も単なる松ではなく松が仏の智慧を語っており,一羽の鳥も単なる鳥ではなく真理をむじゃきにさえずっているという意味)があるが,松や鳥を向こうに対立させて実験的に観察していたのではわからず,松や鳥の心と一つになってこれを直観しなければ松から般若の声を聞くことができないわけで,これをおしすすめていけば,山川草木ことごとくに自然の心を直観し自然をそのまま真理の世界として悟ることができる。②東洋では絵の基本を石におき(西洋では裸婦を重視),そこに完備した美があることを認めているのであるが,石は単なる石のかけらではなく山河草木すべて成仏の姿においてとらえられた石であり,一個の石で大自然をいぶきしている石であって,造化の功を果たせば絵は宗教の次元に達する。③石を大切に扱うことは造園においても同様で(竜安寺)大自然と渾然一体となっている。自然詩として発達した俳句が季語を重んじ自然の心を重視していることはいうまでもないし,同じく禅に関係の深い能楽は禅文化の一つといえようし,茶道や料理も自然の心を尊重している,といったことでした。

そしてこれに関連して,①釈尊が,「天上天下唯我独尊・山川草木悉皆成仏」との悟りを得,これによって,我と汝と尽一切はまさしくぶっつづきの生命を生きている(内山興正)ことに気付くことによって(自他不二の世界),真に「古松般若を談じ幽鳥真如を弄す」という深い意味が悟得できるようになるものであろう,②自然法爾こそ仏教の根底にあって仏教を支えておりその本質であるとさえいわれているのであって,大自然の作用は総べて法爾自然(如々)であるとされるので,東洋画・造園・俳句・能楽・茶道・料理などが自然の心をその心として,造化の功を果たし,大自然と渾然一体となり,あるいは自然の本性に入り,万物ことごとく成仏の世界を表現することができれば,それらは宗教の次元に達し宗教に通じるようになるのである,③一個の石で大自然をいぶきしているといった表現は,華厳経の帝釈天の網羅堂の譬え(網の目毎に結び付けられた水晶の珠が互いに重々無尽に映じ合って千万無量の真理を具現している)における一即一切・一切即一を彷彿とさせる,といったようなことを話し合いました。
 その後,有志で近所の店で懇親会を行いました。6/18の大地震のことや,Oさんが読まれた「ZEN(釈宗演)(高島正嗣作・横田南嶺監修)について話しました。山岡鉄舟(幕末の剣豪で江戸城無血開城に深く関与)や今北洪川老師(元円覚寺管長で人間禅の前身である両忘会の設立を指導)も描かれているとのこと。釈宗演(今北洪川の弟子で元円覚寺管長)というのは,近代日本を生きた名僧といわれているが,夏目漱石が参禅したことでも有名であり,禅を欧米諸国に紹介した先駆者で,福沢諭吉やスティーブ・ジョブスなどにも影響を与えたといわれる人であり,人間禅の創設にも深く関わっておられる方である。禅も漫画になりうることには非常に感心した,といったようなことなどを話し合って,解散しました。
 次回の今里静座会(宝厳寺の部)は,7/12
()に宝厳寺で開催いたします(二部構成)
 奮ってのご参加をお待ちしています。
 よろしくお願いいたします。
 
                                      坂本法燈 拝
 

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