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関西道場

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関西ブログ - 今里静坐会(6月14日)報告

今里静坐会(6月14日)報告

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
関西支部 2018/6/19 7:50
6/14()に宝厳寺(大阪市東成区神路3-17-8,新深江駅,下図一参照)で,今里静座会(宝厳寺の部)が開催されました。内訳は(第一部)173回今里静座会(宝厳寺の部) (18:30~20:00)と,(第二部)26回「大阪で夜一番遅い座禅会」(宝厳寺の部) (20:30~22:00)となっていて,第一部はHさん・鶴井随心さん・坂本法燈が出席し,お寺の和尚さんも参加されました。第二部はHさん・Tさん・鶴井随心さん・坂本法燈が出席しました。
 第一・二部とも,最初に般若心経を唱え,30分間の座禅を2回座りました。

その後,第一部は,人間禅師家一宇庵小野円照老師著「禅入門」(自然の見方120122)を輪読しました。輪読内容は,①自然を見る態度には,ⅰ自然のうちに完全な理があるものとして人間が自然に対立することなく自然の心(真理)に順応していく態度と,ⅱ自然を実験的に観察するため人と自然とが対立し自然は利用・征服されることに興味がもたれる態度の二つの違った見方がある,②ⅰは東洋的・仏教的で,自然は「どうしなくてもそうなっていく」もので,人為によることなく完備し,そこに理を認め真理を悟証していくのが東洋の観察態度である。仏教でいう諸法実相とは,ありのままの自然において,山河草木人畜禽獣の一切が,それぞれ仏性を備えてそのまま姿を現しているということである。したがって,自然に順応していくことが,人間を錬成し人格を完成する道でもあり,諸芸を成就するもとにもなるわけで,自然は文化の母体である。③ⅱは西洋的で,文化も倫理道徳も自然とは対立的にとらえられ,文化は自然を征服して人間が作るもの,道徳は自然を克服すべきものという思想であり,人為による文化・倫理道徳が,自然と相剋する事例がしばしば見られる(ソアーナの異教徒),といったことでした。

そしてこれに関連して,①自然法爾(人為を加えず一切の存在は自ずから真理にかなっていること)こそ,仏教の根底にありその本質であるともいわれている。(科学者は数式に神を見るともいわれる) ②大自然の作用は総べて法爾自然(如々)であるといわれ,この如是法三昧(自然法爾)の境涯から運び出せば,何をやっても是れ道,何を思っても是れ法で,嫌うべきものは何もなく,当所即ち蓮華国,此の身即ち仏なりとなる。つまりは,法爾自然に正しく生きることが大道に即した境涯で,人間が人間の性にしたがうことが何より自然であり人間の道であり,しかも人間が人間の道を行うことが本当に正しいことであり,それがまた本当に人生を味わう所以であるといわれる(当たり前のことを当たり前に・ありのままに)。③そして,そのような境涯に達するためには深い修行を要するところ,仏法の修行の眼目は何かの為にするものでもなく,自らが本来具有している仏の心性が,自然法爾に発現するように身心脱落していくことであるとされる。また,このような仏教は,キリスト教においては,最初の人間アダムとイブが神に背いて犯した原罪を負っており,本来人間は罪深いものであるとされているのとは,大きく異なっている,といったようなことを話し合いました。
 第二部は総裁老師著「坐禅の効用-常に平常心を保ってことに当たれる坐禅の効果30~34頁」を輪読しました。この本は,アマゾンでも禅部門でベストセラーになった本であり,初心者には分かりやすく,禅の入門書としても理解しやすいと思われます。簡易な坐禅ともいうべきマインドフルネス(ベトナムの臨済宗老師チク・ナット・ハンが提唱)が,世界的に流行し,アメリカにおいても,アップルとかグーグルや国防省も職員教育に採用しているのを見ても,その有効なことは明らかであり,大学などで脳科学的な効果の実証研究もされている。坐禅は,人間の心の自然(自然法爾)を保持するのに,ときどき頭頂連合野をリセットしてやる効果がある。数息観法は,仏教が仏陀によって生まれるはるか前の3000年前からの東洋的観法であり,仏陀が仏教のために数息観法を採用したものである,といったような話をして,解散しました。

 
 次回の今里静座会(プレジデント今里の部)は,6/21() 18:30~20:00にプレジデント今里1006号室で開催いたします。(二部構成。開催場所をお間違えのないようにお願いいたします)
 奮ってのご参加をお待ちしています。
 よろしくお願いいたします。
     坂本法燈  記

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