メインメニュー
人間禅 関西道場


関西道場

京都府八幡市橋本東原28
090-3927-1237(法燈)
080-2516-4415
(慶雲)

連絡はお問合せをお使いください。
お問合せはこちらをクリック
 
ブログ カレンダー
« « 2018 10月 » »
30 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 1 2 3
このページをシェア!
ここでブックマーク: Twitter ここでブックマーク: Facebook ここでブックマーク: Yahoo ここでブックマーク: Google

関西ブログ - 今里静坐会報告(1月11日)

今里静坐会報告(1月11日)

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
関西支部 2018/1/14 8:01
先日1/11(木)に宝厳寺(大阪市東成区神路3-17-8,新深江駅,下図参照)で,(第一部)第158回今里静座会(18:30~20:00)と,(第二部)第16回「大阪で夜一番遅い座禅会」(20:30~22:00)が開催されました。第一部はMさん・坂本法燈が出席し,お寺の和尚さんも参加されました。第二部はTさん・Sさん・坂本法燈が出席しました。
 第一・二部とも,最初に般若心経を唱え,30分間の座禅を2回座りました。その後,第一部は,人間禅師家一宇庵小野円照老師著「禅入門」(自他の同一性74~78頁)を輪読しました。輪読内容は,①人間関係を考えると自・他(私と汝,我と彼)の問題が必ず出てくるが,自・他を判然と分けながらしかも自・他の同一性を認得していくのが禅の悟りである,②昔岡山曹源寺で儀山和尚が,小僧(後の滴水和尚)が桶の底に僅かばかり残った水を何気なく庭に捨てたのを見て烈火の如く怒り,「一滴の水にも水の生命がある,この生命を生かして用いなければならない」と諭したという逸話があるが,これは一滴の水にも一本の木にも自分と同一の仏性があることを悟れば粗末にはできないとの趣旨である,③このように自・他に同一性を認めれば自・他は不二・一如である,不二とは二つであってしかも別個のものではない,一如とは一つであってしかも同じものでないという意味であり,禅の修行はこの理を悟り不二・一如の境涯を養うものである,④剣道の直心影流の法定に「長短一味」の型があるが,これは剣における長短の差を判然とさしておいてしかも一味と見て体をこなし剣を用いるのである,といったことでした。そしてこれに関連して,①前回の輪読では,仏教は平等即差別・差別即平等を説いており,これが仏教全体を通じ基本的な法理とされていて,般若心経の空即是色・色即是空に対応するということであったが,自・他の同一性の問題もこれと同様であって,自・他を判然と分けながらしかも自・他の同一性を認得していくのが禅の悟りということとなる,②法定の型においても,短剣を持って長剣に立ち向かうとき長短の差にこだわって,相手の長剣に心を奪われても自分の短剣に心を留めていても自由な働きができなくなるが,他方長剣と短剣の差を無視すれば不合理になり短剣で長剣を制することは無理になるのであって,自・他の差別を前提としながらこれに全く拘らずとらわれない自由自在な働きができることが肝要であり,この境涯を「随所に主となれば立処皆真なり」(臨済)などとも云われる,③お寺の和尚さんが,私は以前悟りとは何ですかと聞かれたときに,自・他が不二・一如であることだと答えたと仰ったが,私も全く同感であり,「仏教の根本は自己は一切とぶっつづきの生命を生きていることを信じそれゆえこの一切とぶっつづきの生命を今ここにおいて発現すべく修行するという以外ない」(内山興正)との言葉を思い出す,といったようなことを話し合いました。
 第二部は総裁老師著「人間形成の禅-その効用・効果について-その14(禅の功徳は無限大)27~28頁」を輪読し,①著名な澤木興道老師のような方が「坐禅してもなんにもならん!」と云っても,人々は逆にいやあの偉い何十年も修行を続けておられる老師がそういわれるのはきっと本当は大功徳があるからだろうと思ってくれるかもしれませんが,私たちのような凡人が同じことを云うと言葉通りにとられて誰も坐禅の修行などしなくなってしまうと思われます,②法理的には衆生本来仏なりであって禅は無功徳であるといわざるを得ないが,現実社会においては衆生は水の中にいて喝を叫んでいる状態にあるわけですから,禅の功徳が必要とされていますし,③禅は学問ではなく最初から最後まで行を伴う実践で三昧を身に付けていくべきもので,学問・効能書きの世界では禅は無功徳であっても,自らが人間形成の禅を継続実践し三昧が身に付き人間形成の境涯が進んでいくと,禅の功徳が絶大であることが自分自身で納得でき実生活の中で禅の効用効果を遺憾なく発現できるようになっていくものである,といったような話をしました。
 次回の今里静座会(プレジデント今里の部)は,1/18(木) 18:30~20:00にプレジデント今里1006号室で開催いたします。(二部構成。開催場所をお間違えのないようにお願いいたします)
 奮ってのご参加をお待ちしています。
 よろしくお願いいたします。
                                      坂本法燈 拝
  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (125)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.ningenzen.jp/kansai/modules/d3blog/tb.php/422