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関西ブログ - 今里静坐会報告(10月12日)

今里静坐会報告(10月12日)

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
関西支部 2017/10/13 18:26
 10/12(木)に宝厳寺(大阪市東成区神路3-17-8,新深江駅,下図参照)で,(第一部)第152回今里静座会(18:30~20:00)と,(第二部)第14回「大阪で夜一番遅い座禅会」(20:30~22:00)が開催されました。第一部は柴秀司さん・中辻康博さん・鶴井随心さん・田倉明眼さん・坂本法燈が出席しました。第二部は竹島亮輔さん・鶴井随心さん・田倉明眼さん・坂本法燈が出席しました。(中辻さんは初参加で,お寺の和尚さんは欠席)
 第一・二部とも,最初に般若心経を唱え,30分間の座禅を2回座りました。その後,第一部は,人間禅師家一宇庵小野円照老師著「禅入門」(無常の解脱40~44頁)を輪読しました。輪読内容は,①仏教は無常を説く教えのように思われているが,仏教の本当の目的は無常を解脱させることにあり,その前提として無常を指摘しているのである(cf前回の蓮華女物語)。②有名な涅槃経聖行品の施身聞偈では,羅刹(鬼)が若い修行者である雪山童子に「ⅰ諸行は無常なりⅱ是れ消滅の法なり」と過去仏の偈(詩)の前半を説き,童子はそれに続く後半の偈を是非とも聞かせて欲しいと繰り返し懇望すると,羅刹は言い渋った後に生きている人肉と生き血を食わせてくれたら言おうと述べ,童子は我が身を羅刹に与えることを誓ったので,羅刹は「ⅲ生滅滅しおわってⅳ寂滅を楽と為す」と後半の偈を示したため,童子は約束どおり崖の上から谷底に身を投じて我が身を羅刹に与えようとしたところ,このとき羅刹は帝釈天に身を変じて童子を受け止めて安らかに地上に下ろしたと説かれており,身を捨てて悟りを開いた有様が劇的に表現されている。③この四句の偈を弘法大師がいろは歌に換えて歌っているといわれているが,これが仏教の真髄である,といったことでした。そしてこれに関連して,①いろは歌では「ⅰ色は匂へど散りぬるを(諸行無常),ⅱ我が世誰ぞ常ならむ(是生滅法),ⅲ有為の奥山けふ越えて(生滅滅己),ⅳ浅き夢見じ酔ひもせず(寂滅為楽)」とされていて,これが見事に上記四句の偈に対応している。②上記四句の偈では,ⅰⅱで諸行無常を説きそれだけでは人間はやりきれないので,その上でⅲⅳで悟りを示しているのであるが,ⅳの「寂滅」というのは日常的に言う死滅(死亡)という意味ではなく,ⅲⅳは,一切の相対的な対立(生死・有無・是非・善悪など)をボッ超えてこれを解脱し超越した絶対的な世界を「寂滅」と表現して,生きながらにしてこの身このまま絶対世界に入っていくことが仏教の真髄であるとしているのである。ここのところを禅では通常,大死一番絶後に再蘇すともいわれ,また,煩悩即菩提とか,娑婆即寂光浄土などともいわれるところである,といったようなことを話し合いました。
 第二部は総裁老師著「人間形成の禅-その効用・効果について-その12(座禅をすることによって仲良くなれる効果)25頁」を輪読し,これに関連して,①他人とうまく行かないのは大抵は自分自身の心の中にその他人を嫌うとか軽蔑や軽視するとかの気持ちがあるからであることが大部分であって,先ず自分自身が他人を尊敬し敬う気持ちを持つならばその気持ちが必ずや相手方にも反映して,人間関係がうまく行くようになるものである。②三昧の境に入るならば,自己と他(汝・世界)の境や畔がなくなり,自他は本来ぶっ続きの仏そのもので不二一如で一体のものであることになるから,自己中心のエゴが消えてしまうのは至極当然のことである。③人間禅では座禅を通じて「正しく楽しく仲よく」を実現することを目標としているところ,正しくとは真理に合掌することであり,楽しくとは自己の仏性に合掌することであり,仲よくとはお互いの仏性に合掌することである,といったようなことを話し合いました。
 次回の今里静座会は,10/26(木) 18:30~20:00に宝厳寺で開催いたします。(なお第4木曜日の静座会後には随時懇親会を開催しています)
 その後の今里静座会の予定は,11/9(二部構成),11/23,12/14,12/28,(h30)1/11,1/25,2/8,2/22,3/8,3/22を予定しています。なお,H28.9月からは第2木曜日には二部制として「大阪で夜一番遅い座禅会」を20:30~22:00に開催しています。
             坂本法燈 記
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