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関西ブログ - 今里静坐会報告(8月10日)

今里静坐会報告(8月10日)

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
関西支部 2017/8/13 18:53
先日8/10(木)に宝厳寺(大阪市東成区神路3-17-8,新深江駅,下図参照)で,(第一部)第148回今里静座会(18:30~20:00)と,(第二部)第12回「大阪で夜一番遅い座禅会」(20:30~22:00)が開催されました。第一部はMさん・Tさん・鶴井随心さん・田倉明眼さん・坂本法燈が出席し,お寺のお弟子さんも参加されました。第二部は20:30~22:00にTさん・鶴井随心さん・田倉明眼さん・坂本法燈が出席しました。
 第一・二部とも,最初に般若心経を唱え,30分間の座禅を2回座りました。その後,第一部は,人間禅師家一宇庵小野円照老師著「禅入門」(心について25~29頁)を輪読しました。輪読内容は,①仏教とくに禅でいう心とは物に対立する心ではなく万物一切の根源としての心である,②これを仮に名づけて心と呼んでいるにすぎないものであるが,五(財色食名眠)欲七(喜怒哀楽愛悪欲)情はすべて心の働きであるため,五欲七情を働かしている心そのものをとらえ,これを鍛えて正しく欲望を用い豊かに感情を働かすのが禅の修行である,③禅書に修行の階梯を十段階に分けて説いた「十牛図」があり,自己の心を牛にたとえてこれを尋ね・得て・牧して心の鍛錬をしていくのであるが,これを通じて心の本体を明確につかんでこれを用いるのが悟りである,といったことでした。そしてこれに関連して,①前回も触れましたが,禅宗の第二祖慧可が臂を断ち斬って達磨に差し出した後にさらに達磨に安心を得させていただきたいと願い,達磨からその安んじたいという心をここへ持って来い(心を把握するのが先決問題)と言われて,座禅三昧に入り苦心惨憺し探究した揚げ句に相対を絶して,心を求むるに不可得なりとの見解を呈して大安心を確立したという有名な故事がある(無門関),②上記①の心を本来の面目とも隻手音声ともいい,上記②の五欲七情を自由自在に使っていくことを「随所に主となれば立処皆真なり」とも云います(臨済),③十牛図で,暴れ牛のようであった自己の心を次第に牧してこれを自由自在に使えるようになることを帰家穏坐といい自利の究極であるとされ(第七段階),ここからさらに利他に打って出た十牛図の最後には普通布袋和尚が娑婆即寂光浄土と仏の遊戯三昧を行じていく姿が描かれています(第十段階),といったようなことを話し合いました。
 第二部は総裁老師著「人間形成の禅-その効用・効果について-その10アンチエージング効果」を輪読し,その際に皆さんにはメール添付でお渡ししている「数息観評点記録のすすめ」も併せて参照しました。息を数える数息観法よりも息を数えない数息観法や忘息観法の方が,頭頂連合野が完全にサイレントになるために,より深い三昧に入ることができるといわれるところ,これは古いお経の本にも数息観法を先に修して(息を数えない)随息観法を後に修するとされていることとも符合しています。上記評点記録のすすめでは,数息観初期が45点,数息観中期が55点,数息観後期が75点,忘息観法(只管打坐)が85点くらいからとされていて,その推移や相互関係が分かりやすく表示されています。
 次回の今里静座会は,8/24(木) 18:30~20:00に宝厳寺で開催いたします。
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