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ブログ - 茨城支部 30周年記念誌のご紹介 潮来坐禅道場

茨城支部 30周年記念誌のご紹介 潮来坐禅道場

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
茨城座禅会 2019/8/18 18:35
茨城支部 三浦元真です。
茨城支部 30周年記念誌「道心 茨城支部 30周年の歩み」をログをご覧の皆様方にご紹介したいと思います。どうぞよろしくお願いします。合掌

茨城道場30周年に寄せて
                    戸 﨑 泰 之(元 住友金属副社長)
 会員皆様のご精進により迎えられた30周年、誠におめでとうございます。
私が丸川総裁に最初にお会いしたのは約半世紀前の1971年11月。その年の春住友金属工業に入社した私は、草創期にあった連続鋳造技術習得のため和歌山製鉄所に派遣され、製鋼部におられた丸川さんにお会いしました。その後丸川さんが鹿島に転勤、同じ製鋼分野で過ごすことになり、お会いする機会も増え今日を迎えております。丸川さんは研究開発、私は生産現場でしたが、皆様ご承知の通り全く軸のぶれることのない肝っ玉の座った方で、上司に対しても勿論同僚部下に対しても「常に正鵠を射るべし」というスタンスで臨まれていました。「本質、急所を外すな」というこの教えは私の仕事の基本姿勢となり、生産現場育ちの私が後に長く研究所長や技術・研究開発統括役員を全う出来たのはそのご薫陶のお陰であります。私が同じ潮来に住まいを構えたこともあり人間禅にお誘いを受けたことがあります。私は高校大学を通して弓道に熱中しておりましたので「座る」ことは身近にあり、当然禅にも興味を覚えたのですが仕事に熱中するあまり道場で座ることはなく、時々お誘いを受ける人間禅の行事に参加する程度の、附かず離れずの関係で今日まできてしまいました。
余談ですが、「座る」ということでは今でも鮮明に記憶している思い出があります。高校3年生の時私は弓道部の主将をしていましたが、進学校でもあり時々しか練習に出て来ないいわゆる幽霊部員が何人かいました。今は亡き植松和夫君(作家立松和平)は1年後輩でその中の一人でした。ある時同級生の猛者が幽霊部員を集め、「座る」しごきをしたのです。弓の矢を3本並べた上に30分間正座させました。これはご想像の通り本当に痛い!のです。現在なら問題になるかもしれませんが当時はこの程度のしごきは当たり前で何の問題にもなりませんでした。後年立松和平の随筆にその弓道部のことが少しだけ書かれているのを発見。彼は好奇心が旺盛で、弓道とは何たるかを体験するために入部したことが分かり、なるほどと合点がいった次第です。彼は既存の組織の中で生きる人ではなく早稲田の政治経済学部に入ったものの放浪の旅に出たり、卒業後も定職に就かず長子出産を控えているのにインドの旅に出てしまったりそういう風でしたから、幽霊部員などと言われても馬耳東風だったと思われます。
さて茨城道場ですが、会員の高齢化が進み先行き心配です、との声を聴く中で30周年記念行事の折り潮来市の原市長が特別講演で、人間禅を学童教育に生かすことが出来ないかと提言されました。丸川総裁はその場で即具体的な活動を検討することを約束されましたが、是非とも新たな取り組みを始められ定着させていただきたいと思います。ご承知のように今の青少年は平均的には心の拠り所が無く肝っ玉の据わった者は少なく、成人し就職した後に心の病で家に籠ってしまうような者が後を絶ちません。ますます混沌とする世の中を生き抜く逞しい心を育てることが求められています。しかしスマホやゲームに夢中になりどっしりと「座る」習性など完く無い青少年を座らせるのは大変なことと思われます。在家の活動である人間禅ならではの知恵を期待しております。立松和平のように少しかじってすぐ興味を転ずる子もいると思います。ともかく押し付ける活動ではついて来ないでしょうから何か上手い工夫が必要と感じます。ちなみに立松和平(62歳没)は晩年には仏教や環境保全に関心を深めています。丸川総裁の「人づくり肝づくりと禅」の青少年バージョンが茨城の青少年の心の拠り所になって欲しいと念願します。
現在長期政権を担っている安部首相。2006年からの第一次内閣では厳しい環境の中、体調を崩され1年余りで退陣を余儀なくされました。その後先達の勧めにより禅寺に通い座禅を組むようになったそうです。2012年の第2次内閣以降今日までの長期政権の裏には「座って肝を据える」座禅の効用があると思われます。世界中の多くの政財界指導者やスポーツ選手などが「座る」座禅やメディテーション等で肝を据え優れた結果を残しております。現在主要国リーダーの軽々しい勝手な振る舞いにより世界の政治経済情勢は混迷を極めています。ツイッターで即時反応することなど全く不要。安部首相の「座る」を見習ってほしいし、安部首相には丸川総裁の人づくりを学んで欲しいところです。人間禅、座禅、「座る」に関連してとりとめのない勝手なことを述べました。最後に人間禅ならびに茨城道場の益々のご発展と会員皆様のご健勝を祈念致します。



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