メインメニュー
このページをシェア!
ここでブックマーク: Twitter ここでブックマーク: Facebook ここでブックマーク: Yahoo ここでブックマーク: Google
検索

ブログ - 慧日庵老禅子のフェイスブックから

慧日庵老禅子のフェイスブックから

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
茨城座禅会 2018/10/4 13:20

茨城支部 三浦元真 です。
慧日庵老禅子のフェイスブックからご紹介致します。慧日庵老禅子は多方面にわたり活躍されていますが、「ママたちの禅講座」開催されているようです。時々記念式等でお会いすることがあり、いろいろと相談にのって頂いています。本質を捉えた解りやすく明快な答えは、私の取り組む姿勢や、見方(視点)、考え方の中心になることがあります。このブログを通して共有することが出来ましたら幸いです。

文章の中にある、自己実現を望む方がいましたら、禅をお薦め致します。

禅は自分の心を見つめます。自分と向き合うことで自分の愚かさや心の弱さを実感することがあります。そんな時も、坐禅を組んで数息観(すうそくかん:呼吸を数えます)をします。そして、現実から逃げることはしない!現実に立ち向かう心の強さを身に着けることが出来るのです。

ママたちの禅講座&メモ6

言うことを聞かない子も大変だが、自立させるのはなお難しい。

2歳くらいの子が、おもちゃを赤にしようか青にしようか迷っていたとする。
昨今の親は、自立が大事、子どもの意思を尊重するべき、と、「自分で選びなさい。」と言う。
子どもは迷ったあげく赤を選んだ。
しかしすぐに、やっぱり青がほしいと大騒ぎ。
こんなとき、あなたはなんと言いますか?
「自分で選んだんでしょう
そう、ここで引いては自立できなくなる、責任を取ることも教えなきゃ…と考える親は多いですね。

しかし、実はこれを繰り返すと、子どもは自立できなくなる。
子どもはまだ人生数年である。チョイスに失敗して当然なのである。しかし失敗体験を積ませてしまうと、やがて子どもは自分の選択に自信を失う。

この話を茶飲み話でしていると、お母さんの中には、「私は30過ぎても男選びで失敗したわ。責任取って生きるの辛いわ…」皆密かに思い当たるチョイスの失敗に思いを馳せる。

そう、子どもはこれを繰り返すと、自分の選択は失敗する、と思うようになり、そのうち大切なお母さんに叱られるくらいなら「お母さんの好きな方でいいよ。」と心の中で選択を放棄してしまうのだ。

今、40才過ぎて自己実現し損ねて、自分はいったい何がしたかったのだろう、とウツになったり生きることを止めたくなったりする男性が増えているそうだ。人生は選択の連続なのに、トライ&エラーの練習問題を解かずに来たためだ。
きっと周りの価値観に合わせて、いつの間にか自分を見失ってしまったのだろう。こういう人に限ってとても心優しい人だから話を聞いていると本当に辛い。

自己実現とは何か。
簡単に言えば、好き嫌いがハッキリしていることなのである。
 これ美味しい。
 今日の空はなんて青くてキレイ。
 こんなことされたら私は嫌なの。
 私はこれをしたいの。
 私の幸せはこうすることなの。

アメリカの有名な心理学者の結論。
神経症の人とは、私はこれが嫌いです、の一言が言えなかった人。

好き嫌いそのものは、子どもの成長に欠かせない。ますはそこを受けとめよう。
選んだオモチャにすぐ飽きてチョイスに失敗したら、飽きられたオモチャの身になって、「もういらない」と、「だから粗末にし捨てる」とは別物だと話し合ってはいかがだろう。無理に好きになる必要はない。が、いらなくても大切に扱うことはできる。人間関係にも重要な視点である。

好き嫌いがハッキリするとは、嫌いだから意地悪する、ということに結び付かない、それが大人になっていくことだし、自尊感情にもつながると、教える良い機会にもなる。

粗末を目の前の正義感に結びつけて叱ったりしなくても、もしかして後年思い出して可哀想なことをしたな、と鮮やかによみがえることもある。
小さい子に、今、成果を期待せずに、長い目で課題をこちらが持ち続けていて、何かの折に役立てることもできる。

子どもには自分で選択をさせ、失敗したら、失敗を良い悪いで見ずに、学びの機会にいかに変容させられるか、これは親の腕の見せ処だと受けとめよう。大人だってしょっちゅう失敗しているのだから。
くれぐれも、お母さん大好きの
気持ちを逆扱いして、自立を阻害しないように。気持ちを押さえてしまった一見の良い子の姿に惑わされないように。
がんばろうね。お母さんたち
まずは、私たちがそんな風に生きてるかだよね。


  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (73)

トラックバック

トラックバックpingアドレス http://www.ningenzen.jp/ibaraki/modules/d3blog/tb.php/336
Copyright © 2015 Ningenzen