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ブログ - わが庵(いほ)は…‥

わが庵(いほ)は…‥

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
茨城座禅会 2018/9/25 5:55
水戸支部 松風です。
 
わが庵は 都のたつみ しかぞすむ  世をうぢ山と 人はいふなり
                                   喜撰法師
[私の家は都の東南にあり、それなり
に平穏に暮らしているが、世を憂い
住んでいる宇治(憂し)山と人は言う]
 
私の家は築60年近い平屋建てで、すきま風が容赦なく入り込むボロ家です。
だから門は開けっ放しで、玄関も戸も鍵を掛けず、実際、近所の何軒かが泥棒に狙われた時、我が家は何の形跡もなし。
ちゃんと門や玄関を開けといてやったのに、失礼なヤツ!
 
そんな風だから、クーラーのない我が家では、夏の夜は平気で戸も窓も全開で寝ています。
 
夕方ともなると虫の音がはっきりと聞こえ、鳴く虫の変化によって季節の移ろいを知ることが出来ます。
 
月の光によって寝室の白壁に映る木々の葉影は、風が吹くとかげろうのようにゆれて、まるて眠りを誘うかのようです。
 
時には、夜空を渡る鳥の「ヒュエー」という鳴き声が響き、あれが古来、「ヌエが鳴く」といって忌み嫌われたものの正体かなどと、いにしえ人の感性に思いを馳せたりします。
 
私の家を見た人は「あんなボロ家に住んで、さぞや己の境涯を憂いているに違いない」と思うかもしれません。
それでも私はそれなりに平穏に暮らしているのですが、最近の気候の変化と自分の体力の衰えが、私の生活スタイルに変化を強いようとしています。
 
単純に、夏の暑さに堪えきれなくなってきたのです。
来年の夏迄にはクーラーを入れようと考えています、
 
クーラーを入れて窓を閉め切り、保冷·節電効果のためカーテンも閉めて寝たとしたら、長年慣れ親しんだ私の夏の夜はどうなるのでしょうか?
 
古い友人がいなくなるような、少し寂しい気がします。   
 
 

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