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広島ブログ - 無用なもの達

無用なもの達

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
広島禅会 2016/12/4 19:09

「一見、ムダに見えるものでも、実は大切な役割を果たしている。」 という お話し です。

ムツゴロウこと 畑 正憲 さん に、次の様な お話し が有ります。

あるサーカスに10頭の虎がいました。8頭はシベリア産の虎で、2頭はインド産です。

シベリア産の虎は、とても頭が良く、芸もすぐマスターします。

しかしインド産の虎は、怠け者で頭も悪く、まったく芸を覚えません。

「なぜこんな物覚えの悪い虎を置いておくのですか ? 全部シベリア産にすればいいじゃないですか。」

と、ムツゴロウさんが聞きました。

するとサーカスの人は、

「これでいいのです。全部シベリア産にすると、すぐケンカします。インド産の怠け者がいることで全体がなごやかな雰囲気になり、調和が保たれているのです。」

と答えたそうです。


これはサーカスの虎だけでなく、アリにも似た様なお話しが有ります。

100匹のアリがいると、その中の20匹は、必ず怠けているそうです。

皆が働いている時に、ノラクラと働かない怠け者がいるのです。

「それじゃ、どうしょうも無いから、働かない怠け者の20匹は除けてしまえ。」と、その20匹を除けると80匹になります。

すると、その中の2割が、また働か無くなってしまいます。

これは何匹にしても、必ずその中の2割が働かないそうです。

そういう習性がアリには有るそうです。


「無用の用」という荘子の言葉があります。

決して合理的でも効率的でも無く、損得で考えても、ただ単なる「無駄」というもの。

そんな「何の役にも立たないもの」も、実は大切な働きをしているというのです。

ムダを排除することは必須条件でも、「必要なムダ」もあるということです。

例えば、車のハンドルの「アソビ」のようなものでしょうか。

アソビがなければ、ハンドルをちょっと動かしただけで直ぐ曲がってしまって、車は運転できません。


日常、毎日の生活の中で「一日一炷香」と云った、他に何もしない、何も考えない、只坐禅だけをすると云う、一見無駄とも思えるような時間を持たないなら、およそ味もそっけもない、つまらない人間、つまらない人生にしか成り得ないのかもしれませんよ。

光 禅 記

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