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投稿者 : 豊前支部 on 2017-03-30 21:27:41 (555 アクセス)

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76回春の摂心会に於いて、日曜日の午後、中津市本耶馬渓町曾木 弘法寺住職・吉武隆善氏をお招きし、『日々修行』と題して講演していただきました。 


高野山金剛峯寺真言宗の阿闍梨でもある先生は、とても笑顔のすてきな女性でした。 


道場に入られた途端、パッと周囲を明るくする雰囲気をお持ちになっていました。 


演題の「修行」については、難しく辛いものという考えではありませんでした。 


修行には、苦行・正行・助行があり、また 


三密(身密・口密・意密)があって、文字通り 


「身密」とは、なでる・手をそえる・笑顔・合掌・真言 などの動作


「口密」とは、ありがとう・ごめんなさい・どうぞ・おかげさま という言葉 


「意密」とは、考え方・心の持ち方 です。 


「意密」の中には三つあって、慳貪(けんどん)瞋恚(しんい)邪見(じゃけん) 


それぞれ、自分だけがというむさぼりの心・自分の周りの物に対して腹を立てる・自分以外の人を悪者にする という意味で、この言葉にすべて「不」という字をつけなければならない。 


「自利」「利他」の話も、小学生を含め、道場会員、そして声かけで来て下さった方々にも 


解りやすく話してくださいました。 


また、絵本を通して、笑顔と心のこもった言葉がいかに大切かを教えていただきました。 
 


投稿者 : 豊前支部 on 2017-03-14 21:30:38 (455 アクセス)

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『禅と武道を通じて今、子ども達に伝えたいこと』 


  


一時間があっという間に過ぎ、大きな拍手が起こった後、 


「いやはや子ども達だけではなく、我々大人達も聴いていて鱗から目が・・いや目から鱗が落ちる思いでした」とは、感動のあまり言い方を間違えた奥家黙翁道場長の言葉。 


出口岳林居士のお話は、先ず、 


【禅との出会い】から始まりました。 


岳林居士は少林寺流錬心舘空手道五段。地域の子どもを指導しています。 


家は豊前道場のすぐ近く。空手の指導者になって何年か経ち、今一つピリッとしない門下生達の練習態度や雰囲気を変えたいと思い、それには先ず己からと意を決して座禅を始めました。 


武道では姿勢は勿論、挨拶なども学びますが、座禅を体験したことによって、練習道場の雰囲気や態度が素晴らしく良くなったそうです。 


【メンターについて】 


目標にする人物、目指したい人・物などを言いますが、ここでは【信念】という言葉に置き換えて話しました。信念を持つということは時に孤独になりますが、恐れず自信を持って事に臨めと。 


岳林居士は、先ず自分が姿勢を正し、自信を持って言える状態に自分がなった時、初めて子ども達にあれこれ注意をするそうです。 


そして、空手の練習後に10分ほど、『子どもが喜ぶ論語』という本の中から自分の好きな言葉やその日に合う言葉を教えるそうです。 


「君子は和して同ぜず 小人は同じて和せず」 


「徳は孤ならず 必ず隣あり」 


言葉の意味も解りやすく説明します。 


【過去と未来について】 


「過去」は変えられない。しかし意味合いは変えられるので、努力によって「未来」に繋がる。 


「未来」は創るもの。「今」は変えることができる。その積み重ねが「未来」を創る。 


ここで「メンター」と繋がってきます。即ち、何か目指すものがあれば、その目標に向かって進めということです。とても良い言葉です。 


【最後にちょっとこんな話】 


人は大まかに三つのグループに分けられるということ。 


文句ばかり言う人 


すぐあきらめて無気力な人 


少しの事にも楽しみを見つけて生き生きしてる人 


人は違う環境の中に入れられても、やはり文句を言う人、またあきらめてしまう人がいるが、信念を持って、同じことを繰り返さない努力をしてほしい。どんな状況に置かれても、少しでも楽しみを見つけて武道や他の技術は勿論だが、豊かな心を育てて欲しい。 


と締めくくりました。 


こどもたちの聴く態度もとても立派でした。 


叱るところはピシッと叱り、褒めるところは大いに褒めて、子ども達の良いところをぐーんと伸ばしてあげたいものです。 
 


投稿者 : 豊前支部 on 2017-03-09 21:29:37 (195 アクセス)

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『「築上郡」を中心に自性寺について』 


  


「私は大勢の人の前で話をするのが、すごく苦手なんですよ」 


と、開口一番に仰った臨済宗妙心寺派・自性寺住職・河北一直 和尚。 


苦手だと言いながらもよく通る声で寺にまつわる歴史など話してくださいました。 


この寺は、黒田官兵衛が築いた中津城の四番目の城主 奥平歴代の菩提寺であります。 


大雅堂と呼ばれる襖絵などがある書院は池大雅が滞在した折に残した書画が47点保存されているそうです。 


寺の周りは「おかこい山」と言って、中津城の土塁の跡があり、今はその上をJR日豊線が通っています。 


この辺りでは一般の人が座禅の出来る寺としても有名で、先代住職の時に、芳雲庵真覚老師はじめ、他の禅会員たちも吉富製薬(現田辺三菱製薬)社員時代に此処で座禅をしたことがあるようです。 


山国川を挟んで、こちら福岡県築上郡にも修行僧の道場があったそうで、今こうして人間禅の道場があるということも何かの縁だと思います。 


中津は蘭学者や医者、大学の創始者など優れた人を多く輩出していますが、そんな人達も禅との関わりが深かったようです。 
 


投稿者 : 豊前支部 on 2017-01-31 21:26:37 (161 アクセス)

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北九州YMCA学院の日本語を学んでいる留学生たちがスタッフとともに、日本文化を体験する為に豊前道場にやってきました。 


国際ボランティア団体のワイズメンズクラブのお世話でこの道場で体験学習するのは今年で3回目です。 


日頃、学校とアルバイト、住まいの往復だけで、日本語を勉強しているのに中々日本の伝統文化に触れることが少ないらしく、中国・韓国・スリランカ・ネパール・ベトナムなどアジア各国からの留学生が参加して、この良い自然環境の中にある豊前道場で座禅と抹茶作法を学びました。 


道場長の座り方説明の後、長い脚を窮屈そうに折り曲げて、必死に20分の静座を2回。 


警策のパシッパシッという音が堂内に響きます。 


痛さに耐えた後は、仁空庵老居士による抹茶作法の説明を聞いて、菓子と抹茶の飲み方実習です。 


静かな時間の後は、道場会員を含め全員で座談会と「ぜんざい」をいただきました。 


天気も良く、帰りのマイクロバスに乗る前は、牛頭天王公園(八坂神社)も散策しました。 


生徒たちの明るく溌溂とした姿に、禅会員たちも元気をもらいました。 


この体験学習は遠足気分も少々味わえて、生徒たちにとってリフレッシュできた一日だったのではないでしょうか。 
 


投稿者 : 豊前支部 on 2016-10-25 21:25:23 (273 アクセス)

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仁空庵笹良風操老居士 法話 


『清水次郎長の人生と心の磨き方』 


75回摂心会4日目の午後730分より、上記の題目で老居士の法話が始まりました。 


80歳を過ぎているとは思えない若々しいお声で、 


しみ~ず~み~なとの~めい~ぶ~つ~は と 


一節聴かせて下さいました。皆思わずパチパチ拍手です。 


「清水次郎長」という名前を聞けば、お芝居などで誰もが知っている義理人情にあつい「任侠の人」ですが、波乱万丈の人生の中で「山岡鉄舟」に出会ったことが、彼のその後の生き方を大きく左右したことは言うまでもありません。 


ご存じの通り、鉄舟は居士禅の祖であります。 


「座禅で心を磨き社会の為に尽くす」「人に尽くすは自分の為」 


  


鉄舟を敬愛してやまない次郎長は、鉄舟の葬儀の時に(この時会葬者五千人と言われてますが)子分50人に手甲脚絆、三度笠、道中合羽で参列させたといいます。 


若いころ、人相見の僧に「惜しいかな、あなたの寿命は25才迄」と言われ、太く短く生きることを決意した次郎長。 


酒での失敗から生涯禁酒して、義理人情に生きた人。 


山岡鉄舟と禅に出会えたことを感謝しながら、74才で、畳の上での大往生だったそうです。 


少しの澱みもなくスラスラと、禅との結び付きも解りやすく面白く話して下さった老居士。 


ありがとうございました。