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房総坐禅道場
房総支部 房総坐禅道場

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房総ブログ - 最新エントリー

             杉林の四季(冬)

磨甎庵老師が若かった頃の朧八摂心会の徹宵夜坐の時、杉林の経行道に仮設の照明を設置して、夜中の午前3時前頃の経行は、禅堂を出て玄関で履物を履き、杉林の中を経行して歩きました。寒気の中、ただ、前の道友の後ろに着いていきました。崇高で、荘厳な時間でした。

さて、先日の寒い、雨上がりの早朝、岡田不説さんがいつものように、杉林の経行道の掃き掃除をしていたら、朝日に暖められた水蒸気が、朝霧となって、杉林を覆い、朝日と杉と霧のコラボレーションによる素晴らしい景色を演出したのに遭遇したそうです。こんな情景に出会うのは役得かなと言っておられました。

次は、椎茸のお話しです。摂心会の作務で切り倒したクヌギの木に、2年前に椎茸の種駒を植え付けましたが、今頃やっと出だしました。今年は暖かいため例年より遅いようです。29日の日曜静坐会後のすす払いの時に収穫してみんなで分けようかと思っています。


             杉林の中のクヌギの原木

            上の写真の拡大版

             杉林の四季(秋)

杉林は、秋になると夏草の勢いもなくなり、ヤマユリの実が段々に大きくなります。現在は花が5ヶ以上のものは、花が咲いた後に、花は取って実が付かないようにしています。根に養分が十分行くようにして、来年の花の数が増えるようにしております。

さて、秋の花として、ホトトギスが杉林の一面に咲きます。更に私は見たことがありませんが、トリカブトもあるとか?トリカブトの花は、たいへんきれいな紫色です。そしてトリカブトの花には苦い思い出があります。40年以上前のことですが、木更津修禅会が毎年、秋に開催されていました。何カ所かで開催されましたが、私が失敗した時は、木更津の小倉眼科の病院で開催された時でした。その時は殿司を仰せつかっており、ご提唱の時の仏壇の管理は殿司の担当です。仏壇にお供えする花を探すと、庭にきれいな紫色の花を見つけました。これは良い花を見つけたと思い、取ってきて仏壇の花瓶に生けました。ご提唱後、緝煕庵老禅子に叱られました。仏壇に毒の花を生けるものではありませんと。トリカブトなどとは全く知りませんでした。後で聞いたのですが漢方薬としてトリカブトを使用することがあるそうでした。小倉眼科は、当時有名な難病治療の漢方医院でした。その関係でトリカブトを栽培していたのだと思いました。なんとも恥ずかしいお話しです。


              ホトトギス

            杉林の四季(夏)

杉林の中に経行道があることは既にご紹介しましたが、座禅の静中の工夫に対して、その三昧力を動中でも工夫できるようにするものとして、まず経行をすることが進められております。それを実行するのは、どこでも良いわけですが、やはり環境の良いところで行うのが、初心のうちは特に重要です。それに最適なのがこの杉林での経行です。特に夏は、外の暑さを忘れるすがすがしさがあります。わけても720日前後に満開を迎えるヤマユリの季節は最高です。ヤマユリは花のカレンさだけでなく、匂いも素晴らしいです。このヤマユリの花がたくさん咲いている中での経行はなんとも良いものです。現在は、3月中旬から6月まで杉林の経行道以外は立ち入り禁止にしたため、ヤマユリは増え、約150本の数になりました。一説ではヤマユリの種1万個から、花が咲くまでに生長できるものは1ヶと言われているそうです。種から花が咲くまで数年かかるそうで、人に踏まれず、虫などに食べられずに開花までこぎ着けるのは、ほんの1万分の1とか。もっとたくさんの花が咲くような環境にしたいと思っています。また、夏の杉林の下草も、大変きれいな緑色です。以前にこの環境の中で映画のプロモーションビデオの制作もされたことがありました。




鮮やかなピラカンサ

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執筆 : 
玄風 2019/12/22 23:50

12月も後半を過ぎ、「街中や道路では車の数が増えたかな、師走だな」と感じながら、
8時半に入山しました。

 

既に庭掃除の作務をやっている方々との挨拶は「さっむいですネー!」です。天候は曇り。
裏庭にはピラカンサの赤い実が鮮やかに実っていました。
周辺の山鳥たちにとって冬を乗り切る為の大切な食糧です。


さて、居士寮に入ると新しく参加されるお父さんと息子さんの2名が
抱石庵老居士から座り方の説明を受けておられました。


私は到着簿に名前を記入し、集合の合図の板木が打ち鳴らされるまで、
今日は副司寮の窓拭き作務を行いました。
以前からとても気になっていた汚れが取れました。

 

本日の日曜座禅会参加者は16名。会員10名と一般参加の方が6名、女性の参加者は2名でした。
45分の座禅終了後、居士寮で参加者の方から差し入れられたサツマイモを美味しく頂きました。

 

この後、有楽流のお茶を頂く方と三々五々下山する人たちに分かれました。
来週12月29日は今年最後の日曜静座会の後、恒例の「すす払い」が行われます。
私はトイレの窓拭きをしようと思います。

 

荒木 龍山

日曜座禅会ブログ 「初冬の趣」

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執筆 : 
輝山 2019/12/15 23:50
20191215  日曜座禅会ブログ
1.日 時 令和元年12月15日(日)9時~10時20分
2.場 所 房総坐禅道場
3.参加者 21名(うち女性3名・新到者0名)
4.天 候 晴 無風
5.ブログ
  坐禅道場本堂の掃除をしながら隠寮と本堂の間の庭を見ますと枯れ落葉が
      たくさん落ちており初冬の趣を深く感じました。
  本日の座禅会参加者は21名(会員男性15名・女性1名、一般男性3名・
  女性2名、新到者無し。)でした。
  直日の当番は私一心、 助警は守端さん・聖侍は鐘声さんにお願いし
  座禅会は定刻9時に始められました。
  三回の警策の音が響きましたが 誠に静かな45分間でした。
  座禅終了後 支部長から年末・年始の行事予定とご参加の要請。引き続き
  本日開催の茶道部のお稽古と呈茶・写経の会のご案内がありました。 
  読経後の懇談会に私は写経の会の準備等のため出られませんでしたが
  写経の会には新たにTさん・Yさんが新たにご参加され今後継続なされる
  ようでした。
  写経後 美味しい抹茶とお菓子をご馳走になり帰り際Tさんに引き止められ
  Tさんから「生活にいろいろと不安なことがありますが 座禅会に参加して
    から不安なことも修行の一環と考えられるようになり安心しました。」と
  嬉しいご報告を受けました。
  なお Tさんがご実家から頂いたたくさんのさつま芋をお土産に差し入れて
  くださいました。ありがとうございました。
                              山崎一心 拝



20191214 緝煕会ブログ 「年の瀬」

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
輝山 2019/12/14 23:50
20191214 緝煕会ブログ

『年の瀬』
12月の緝熈会(しゅうきかい)の報告をいたします。
今年も残すところ、後半月。
今回の参加者は、9名でした。

いつものように堂内外を清掃した後、一炷香の座禅(静坐)をしました。
先月に引き続き、『人間形成と禅』を輪読した後は、一人一人今年を振り返り、近況を交えながら談話し、お抹茶お菓子を頂きました。
今年は、平成から令和へと新たな時代への幕開けでした。
そして、自然災害も多発した年となりました。

私自身も被災してしまいましたが、本当に有り難いことに、周りの方々に助けを頂きながら、復旧に向け進めているところです。

皆さま、今年もお世話になりました。
来年もまた、皆さまと共に緝熈会を開催出来ますことを楽しみにしています。

次回は、令和2年1月11日(第2土曜日)です。

合掌 小川春陽 拝



今回は、写真シリーズとして房総道場の杉林の四季を紹介したいと思います。房総支部の支部設立また道場の建設について、常に中心に緝煕庵内田慧純老禅子がおられました。緝煕庵老禅子は、道場の造園についても指導されましたが、庭木だけでなく、山野草も愛されました。杉林の山野草についてもいつも注意され、夏の下草刈りにも疑問を持っており、せっかく育った山野草が下草刈りで刈られてしまって残念だと仰っていました。夏の下草刈りを止めて、初冬に行うようになったのは、緝煕庵老禅子が帰寂された後かもしれません。やっと緝煕庵老禅子の思いが通じた昨今です。今回は、そんな杉林の春の花を紹介いたします。まずは肥後椿です。磨甎石を2000年に設置した時に、磨甎庵老師のご希望により、熊本の一行庵老師にお願いして、肥後椿を手配いただき、磨甎石の左前に植えました。
今では、毎年春に見事な大きな花を咲かせます(写真1)。
そして、5月の初めには、杉林の至る所に、きんらんが金色の花を咲かせます(写真2)。
吉岡地区は、特にきんらんがよく咲きます。そして、たくさんのきんらんのなかに、時としてぎんらん(銀ラン)が見られます。毎年1本か2本見つけられるだけですが、今年は1ヶ所に4本咲いていました。鳴子百合も春にたくさん見られます。ザゼンソウもウラシマソウも。
是非、4月から5月の道場に足を運んでください。3月中旬から6月までは、経行道以外の杉林ないは立ち入り禁止です。ヤマユリ等の山野草の小さい苗などを踏みつけないためです。
                              合掌 久保田鉄漢

              写真1  赤色の肥後椿
            
                  写真2 きんらん

房総座禅道場の杉林(その3)磨甎石

カテゴリ : 
ブログ
執筆 : 
房総支部 2019/12/13 14:57
房総道場の杉林には、磨甎石があります。20006月、磨甎庵老師と房総支部・茨城支部の有志が、福島県浪江町の石屋さんに山石を購入するため、新幹線とレンターカーを乗り継いで現地に行きました。石屋さんの広大な石置き場の中から、現在の磨甎石とその他の石が磨甎庵老師に寄って選び出されました。写真1は、その時の石を探す老師のお姿です。
そして、その年の12月、房総道場の杉林の中に、磨甎石が配置されました。それから19年が経過しました。磨甎石にも苔がむし、磨甎石の周りの苔も、沖野元禮居士が何度も苔を移植し、有志が頻繁に苔の手入れをして、やっと現在の苔に覆われた磨甎石(写真2)が出来上がりました。磨甎石の横に碑文(写真3)があります。碑文は、次のように書かれています。【 磨甎石について  古徳云く 大聖 もし磨甎の法なくんば佛家に正法伝わらざるなり これ仏祖嫡伝の直指なりと ここに人間禅の玄旨如在せり 今この石に接しては宜しく是の如きの遠由を寂かに憶念せられんことを    平成庚辰霜月 磨甎庵劫石 誌す】
ここにある古徳とは、道元禅師のことです。『正法眼蔵』の古鏡の章がその出典です。
                               合掌 久保田鉄漢


          写真1  20006月 福島県浪江町の石屋にて


           写真2  中央が磨甎石  右奥が碑文

              写真3 磨甎石について


            
126日 禅と茶の集い 
輪読は、“ブッダは、なぜ子を捨てたか”
本日の小タイトルは、「姿をあらわしたカミ、隠されたホトケ」。
中世以降、絢爛豪華な寺院が建てられたのに対し、神道の側も森や山などに神々の像をつくって社殿を建てるようになった。
そして菩薩の像を、神道の洗礼を受け人々の目から覆い隠す「秘仏化」と死者=魂(タマ)=仏(ホトケ)という浄土教の成立。
話し合いでは、久しぶりにネパールから帰って来た鈴木さんのネパールの写真を見ながら、死体を焼き川に流すことや、エベレストの山々の荘厳さに心が洗われる点などが話題に。
参加者は9名で、次会は19時より2炷香です。  
                   合掌 登坂真浄

房総道場の杉林について、経緯から書こうと思いましたが、緒方心印さんから、写真の取り込みかたのご伝授がありましたので、急遽、杉林の写真をアップして説明します。百聞は一見にしかずで、言葉で説明するよりは、写真を見ていただければ、お判りいただけると思います。今朝、写真を撮ってきました。
初めの写真は、杉林の南側から北に向かって撮りました。道場は左です。2枚目の写真は杉林の一番西側から、奥に道場が見えるように撮りました。3枚目は杉の幹の表面をアップで撮りました。表面に灰色っぽい苔が付いています。これが杉林をきれいに見せてくれます。
この杉林を道場で管理するようになって、摂心会の作務で、枝打ちをしました。杉林が見違えるようにきれいになりました。今は林業では食べていけないため、戦後、植林された杉林が枝打ちされないまま、放置されています。管理された杉林は少ないので、道場の杉林は貴重です。管理されていない杉林を里山として、ボランティアで枝打ちができればと思ったりする今日この頃です。合掌 久保田鉄漢


            杉林(中央が経行道)


            杉林の奥に、禅堂、居士寮、緝煕寮が見えます。

 
          杉の幹の表面に付着した灰色っぽい苔
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