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房総ブログ - シルバー植木職1年生(その6)・・・やりがいについて

シルバー植木職1年生(その6)・・・やりがいについて

カテゴリ : 
ブログ » 随想・日常
執筆 : 
惟然 2019/3/30 23:50
我々植木職にとってのやりがいは、何と言ってもお客さんに喜んでもらうことである。
庭の樹木がさっぱりときれいに仕上がるとこちらも嬉しくなる。
 
昨年暮れから手掛けている、江戸時代佐倉藩の下級武士であったという旧家の広い屋敷を持つお宅には、庭の真ん中に大きな赤松がある。
暮れから赤松の剪定も出来ないか相談されていて、植木職の先輩にも声をかけて見てもらったが、高さが高いので尻込みされてしまった。
年が明けて1月終わり頃お客さんから電話があり、いよいよ断るかやるかの決断を迫られる事となった。
やるんだったら2月中遅くとも3月初めまでには終わらせないといけないとの思いがあり、植木職同期に声を掛け2人で2~3日の日程を組みやることを決断した。
 
先ずは我が家にあった長さ7mまで伸びる梯子と客先にあった4mの梯子の2本を太い幹に掛け上部をロープでしっかりと固定するという事前段取りを行った。
梯子に登って頭頂部までの高さを測ると、地上から6mちょっとの高さであった。
2月半ば過ぎの1日目は天候にも恵まれ、頭頂部の高い所から剪定と透かしをやっていったら、思った以上にきれいにいき、1日目でほぼ半分を終わらせる事が出来た。
結果的に足掛け3日、3.5人工で、費用も3万5千円程度で終わらせることが出来、お客さんにも大変喜ばれる事となった。
 
と言うのも、この赤松は100年以上前の明治10年代、その当時では珍しかった医者であったご先祖が、山から採ってきて植えた物であるとの事、
しかもこの医者であった方は患者の腸チフスをもらって亡くなられたとの事で、余計にこの松を大事に手入れされてきて、樹が大きくなってからは業者に頼んで剪定してもらっていたが、足場代だけでも10数万掛かっていた由。
 
改めて自分たちで手掛けた松を眺めながらの一服のお茶は格別であった。
以来このお客さんからは引き続き仕事を頂いている。
シルバー植木職1年生として色々なお客さんと接し、又その度に技術を覚え次に生かされてお客さんに喜ばれるという事にやりがいを感じ、植木職が自分に向いているなと思う今日この頃である。
 
合掌
 
平成31年3月29日
 
鉄心記

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