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ニュース : 人間禅機関誌「禅」誌 Amazonにて Kindle版を入手できます
投稿者 : 惟然 on 2017-04-07 21:37:55 (143 アクセス)

「禅」誌は人間禅が出版する禅の専門誌です。
Amazonにて Kindle版を入手できます。

↓最新号(54号 通巻234号)はこちらからどうぞ

http://hachioji.ningenzen.jp/uploads/ckeditor/images/20170215123107image001.jpg

『禅』1号(通巻181号) 2001年1月発行 より
<編集後記>
昭和20年8月、我が国はあの痛ましい戦争の傷跡を内外に残したまま敗戦を迎え、人々は恐ろしいまでの精神的空虚さと物質的貧困から脱却するため、誰もが懸命に職を求め生きることに努力をいたしました。
しかし、一方、戦前と戦後では敗戦によってか価値観が大きく転倒し、人々は執拗に経済的物質的豊かさを求め、科学万能主義と便利さに生活の価億基準を求めていきました。
このため古来より伝統的に培われてきた日本の文化、とりわけその中心をなす「禅文化」もまたそれらの価値観に押し漬されてまいりました。
そのような時代にあって、昭和28年9月に創刊した『人間禅』誌の役割は実に大きかったものと思います。
しかし、21世紀を迎え、日本と世界の事情は大きく変化し、人々はますます目先の便利さと現象に捕らわれ、宗教を軽視し、ひいては人間軽視となって人間性を見失い、人間疎外・人間喪失となって、いよいよ加速度的に色々な問題が起こってまいりました。
最近の眼を背けたくなるような若い世代の犯罪や非行、考えられないほど愚かで凶暴な新興宗教など正に人間性の尊厳を見失っている現われだと思います。
また、交通事故死よりもはるかに多い自殺は経済不況やリストラなどによる中年層ばかりでなく若年層にも拡がっており、いのちの尊厳、人間性の回復を抜きに解決出来ないものという気がいたします。
こうした現代の病巣に向かって、人間性の尊厳を協調し、人間性を本来の面目まで回復するのが禅の実践と思います。
 
そこで、これまでの『人間禅』誌の役割をさらに推し進め、内容を刷新し、より多くの禅界の方々にご協力をいただき21世紀における新たな役割を担うべく、誌名も『禅』と改め努力しで参りたく思う次第です。
なお、ここに、『禅』誌の「全国禅会あんない」アンケートにご回答を下さいました禅会に対し厚く御礼を申し上げます。
 
また、特集につきまして、円覚僧堂内外および貴重な今北洪川禅師墨蹟の写真撮影の許可をして下さいました円覚僧堂師家横田南嶺老師に対し、心より感謝を申し上げます。
また、神保博行先生、増田孝先生並びに海溝僧堂大衆禅会師家平出精擇老師の諸先生には、ご多忙のところ玉稿を賜り、心より御礼を申し上げます。
(編集子)


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